今回は、以前に紹介した、エブリィバン(DA17V)で車中泊のための簡易ベッドを自作しご紹介しましたが、不具合な箇所があったので、その改良についてご紹介します。
採集コンテナと合板活用の簡易ベッドの不具合
採集コンテナと合板を活用した簡易ベッドは車中泊には問題なく目的を果たし、多機能に様々なレイアウトに変更することができて、非常に有効に活用してきました。
しかし、レイアウトによっては、運転時に不具合が生じていました。
次の、車中泊の際にベッドとして活用する際のレイアウトと、
次の、ベッドを前側に2列に並べ、後側に防水ラゲージマットを敷いた状態で、後ろ側をフリーにして釣行後の荷物を載せるレイアウトの時に不具合が生じました。
これらのレイアウトの状態で走行すると、カーブや発進・停車の段階で、採集コンテナからベッドとなる合板がずれて、最悪はコンテナからズレ落ちる状況になることが頻発し、運転中に落下音などでビックリしてしまう状況になっていました。
樹脂製のコンテナと合板のままでは、接触部が滑りやすいことが原因でした。
動かないように、コンテナと合板の位置を固定するためのガイドを付けようかと思ったのですが、そうすると使い勝手が悪いな~って、しばらくそのままにしていたのです。
ガイドを付けると、いちいち位置合わせという手間がかかるので・・・。
100均ストアでひらめきが!
しばらく、そのままにしていのですが、先日、新たなDIYを始めようと、材料と工具を購入しに100均ストア巡りを行ったのですが、その時にひらめいたのです。
そうか!滑り止めを付ければ良いのでは!?
ちょうど、その時にいたダイソーで見つけたのが、面積が一番大きい滑り止めシートでした。
このシートをベッドの天板となる合板の、下の採集コンテナとの接触面となる部分に貼り付けることによって、運転中でも合板が動かなくなると思ったのです。
この1枚のシートを縦に二分割し、合板の長手方向の両端に貼り付けすれば、ベッドは合板2枚なので、滑り止めシートも2つあれば間に合うことになり、早速、購入することにしました。
黒く塗装した合板に貼り付けるのですから、滑り止めシートも黒色です。
次に、合板に滑り止めシートをどのように貼り付けするかですが、今度、DIYで使うために一緒に購入した、工作用タッカーと専用の針を活用することにしました。
これは紙を止めるホッチキスの様な工具で、木板にポスターやクロスなどを貼り付けする際に活用するみたいです。
100均ストア(ダイソー)で、300円(税別)商品(専用針は100円)でしたが、このような工具まで売っているですね~。
合板に滑り止めシートを貼り付けしてみたら!?
早速、自宅に戻って滑り止めシート二つを二分割(15cm×100cmを4枚に)し、2枚の合板の長手方向の両端に貼り付けしてみました。(余分はカット)
※カットした余分(4枚)の滑り止めシートは、有効活用として後日、手作りコースターに使用する予定ですので、興味あってトライしてみたい方は捨てずに取っててくださいね。
初めて工作用タッカーを使用してみましたが、あまりにも簡単だったのでビックリしました。
専用針をホッチキスみたいにセッティングし、固定したい位置にタッカーを当て、軽く押さえてレバーを下げると、『カチッ』っと、まるでホッチキスで固定するような感覚で、合板に滑り止めシートが固定されました。
専用針での固定は、約15cmの間隔で全周を固定しましたが、あっという間に作業が終わりました!
これまでの作業だったら、両面テープでや接着剤での貼り付けの選択でしたので、新たに効率的な作業選択が一つ増えてハッピーな気持ちになりました。
滑り止めシートの効果は!?
滑り止めシートを二分割に切断したとしても幅は15cmありますので、合板を乗せる採集コンテナが、多少ズレていたとしてもコンテナと合板の接触面の間に、滑り止めシートが介している状態になります。
そして、その状態でコンテナに乗っている合板を左右に動かそうとしてみたのですが、『無理に動かそうとしなければ動かない状態』という感覚、動かそうと意識してやれば動くのですが・・・。
わかりますかね~。
要するに、普通の運転状態では接触抵抗が働き、コンテナから合板が動かなくなったのです。
これで、運転時に後ろを気にすることなく運転に集中することができるようになりました!
DIYにトライしていると、成功もありますが、失敗とか不具合、不都合が生じることも多々あります。
そのような時に、そのまま諦めるのではなく、気になるなら、気を留めながら、ベストな改善策や改良方法を考え、ひらめきと共に行動してみることが成長につながるんですよね~♪
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