前回に引き続き、軽自動車（軽バン）のエブリィ(DA17V)で車中泊するための、自作した仕切りカーテンをご紹介しますが、今回は仕切りカーテンキットの製作についてご紹介します。
100均商品に出会って構想が実現
まずは、カーテンが付いていない状態でのカーテンキットを、前回のカーテンキット支え部品に取付した状態です。
この中には、二つの100均商品がありますが、この商品に出会って、仕切りカーテンの製作の構想が現実になったと言っても過言ではありません。
今回、使用する部品は、
パイプ H-1200 ブラック（1本）
ジョイント ブラック J-49 2個
100均商品 しっかりベルトフック 1個（2個入り）
100均商品 カーテンクリップモノクロ 1個（6個入り）
になります。
はじめに、イレクターパイプ H-1200を950ｍｍの長さに切断し、両端にジョイント J-49を専用の接着剤で固定します。
パイプの切断には以前にも紹介しましたが、専用のカッターが必要になります。
次に、しっかりベルトフック（2個）を取付します。
しっかりベルトフックとの出会い
車中泊時にプライベートを守るために遮蔽するブラックのカーテンは、垂らしたままでは、通常の走行時には後方確認が出来なくなるために運転ができません。
そこで、カーテンを使用しない時は、いちいち外すのではなく、上部にロールカーテンの様に巻き上げ固定したいとの構想がありましたが、固定する方法を悩んでいました。
何かヒントがないかと、100均ストア（セリア）に出向いた時に見つけたのが、『しっかりベルトフック』でした。
この、しっかりベルトフックとの出会いが、『ブラックのカーテンを巻き上げて固定する』との構想を実現に向かわせてくれました。
『パイプにマジックベルトを巻いて固定し、フック部に丸めたカーテンを引っかけて固定する（2か所）』
頭の中ではイメージが出来上がっており、108円の商品でカーテンを固定することができると、出会った時には本当にうれしかったです。
構想通りに実現しなかったとしても、他に使い道がありそうだったので、即決で購入することを決めました。
カーテンクリップ モノクロとの出会い
同じ100均ストア（セリア）で、次に探したものは、カーテンを吊下げるためのカーテンクリップです。
直ぐに、目が止まったのが、『カーテンクリップ モノクロ（6個入り）』でした。
目が止まった理由は、カーテンやイレクター部品と同一色のブラックだったから（笑）。
それと、カーテンの固定方法がワニ口クリップで挟み込む方法（耐荷重1個あたり150ｇ）だったところも魅力でした。
気になったのがポール（パイプ）の適応サイズ（直径20ｍｍ以下）でした。
この適応サイズは、通常のカーテンの使用方法、即ち、カーテンを左右にスムーズに開閉するためのサイズですが、今回のカーテンの使用方法は左右に開閉することはなく、逆に、カーテンクリップがパイプに動かないように固定になった方がベターなのです。
しかし、イレクターパイプの外径が28ｍｍなので、カーテンクリップのフック部がパイプにきちんと固定されるか、実際にやってみるまで心配はありました。
でも、安価（108円）な商品なので迷うことなく購入しました。
二つの100均商品はイメージ通りの役割を
結論からすると、二つの100均商品（しっかりベルトフック、カーテンクリップモノクロ）はイメージ通りの役割を果たしてくれました。
しっかりベルトフックは、パイプの太さに応じてマジックテープで固定するので左右に動くことはありません。丸めたブラックのカーテンをフック部で固定できました。
また、カーテンクリップモノクロもフック部がしっかりパイプに固定され、6個のクリップで二重カーテンをはさみ込み吊下げても問題ありません。
共にブラック色で他の部品とも調和しており違和感がありません。
この設置状態で、運転席から直接後方確認してみても、バックミラーで後方確認してみても、視界をさえぎることはありません。
しっかりベルトフックは、以前に製作したルーフバーにも取り付けて、いろいろな物を吊下げることができるので、追加購入しました。
さいごに
今回の製作において、100均商品には有効活用できる商品が沢山あるんだ。
ということを実感しました。
次回は仕切りカーテンの製作の最終回、カーテンキットのカーテン部分の製作と製作費用についてまとめたいと思います。
次回も100均商品を3種類活用します。
100均ストア（セリア）に行って、今回の100均商品を購入する場合は、次の100均商品も一緒に購入しておきます。
伸縮式つっぱりポール（灰色） 適応サイズ70～115ｃｍ 1本
すそあげテープ 約30ｍｍ×1.2ｍ 2個
布に使える強力両面テープ（約15ｍｍ幅×4ｍ巻）1個
それでは次回もお楽しみに！
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