前回、快適な車中泊にはテレビの設置が不可欠と思い、愛車、軽自動車（軽バン）のエブリィ(DA17V)にテレビの設置を試みたのですが失敗してしまいました。
安かったと言っても、購入したテレビやモニターアームを無駄にしないためにも、色々と考え、試行した結果、何とかテレビを設置することができましたのでご紹介します。
購入したテレビとモニターアーム
次の要件にてテレビとモニターアームを購入しました。
まず、テレビに関しては、
- とにかく、安く軽く消費電力が少ないテレビ
- モニターアームに取付でき（壁掛け取付ネジ穴付き）、スタンド部分が取り外し可能なこと。
- 室内アンテナと接続するUSBコネクタがついていること。
以上の条件にて、最終的には、WIS（ウィズ）製 AS161S 16インチの中古品を購入（1万円以下）することにしました。
現在、AS161S型は廃版になったいるみたいですが、後継機種として AS-16SR が販売されているみたいです。
次にモニターアームですが、
- とにかく安く丈夫なモニターアーム
- 角材に取付可能なクランプ方式
- テレビの位置を安易に前後、左右、上下を可変できること
以上の条件で検討した結果、Pholiten モニターアーム MD97421 を購入することにしました。
加重のかかり方が違うので
荷室サイドのユーティリティナットを活用した、折りたたみテーブルを自作し、思った以上に丈夫で大満足な出来だったので、味を占めて、同じような方式でモニターアーム（テレビ）を設置しようとしましたが・・・。
折りたたみテーブルの場合は加重が垂直に下側にかかるのに対し、モニターアーム（テレビ）の場合は真下に加重がかかるのではなく、離れているテレビの位置からねじれる方向に加重がかかり、車体の薄い板金もが変形しかねない状況と判断しました。
アームが斜めになりテレビが傾いてしまう状態
そもそも、購入したテレビとモニターアームがきちんと機能を果たすのか？それを確かめるために、自宅の机に設置してみたのです。
結果は問題なく、グラつくことなく、傾きも許容範囲（多少傾いてもテレビの角度で調整可能）だったのです。
要するに、モニターアームのクランプ取付部が前後左右の片寄った加重がかかったとしても、変形したり歪んだりしなければ十分に機能を果たすという結論に至ったのです。
それなら自作した折りたたみテーブルでは！？
ここでひらめいたのが、以前に荷室サイドのユーティリティナットを活用し、予想以上に丈夫に自作できた、折りたたみテーブルに直接設置しては！？
と思ったのです。
ユーティリティナット（エブリィの板金部分）には下側への加重しかかからないので、テーブルの強度が問題なければ、設置して機能を果たすのではないかと。
早速、設置してみました。
テーブル自体は薄いので、アームのクランプを固定する際に当板を挟んでクランプします。
結果は全然問題なく機能を果たしたのです♪
当板を挟んで折りたたみテーブルに設置
早速、車中泊時に自作した簡易座卓テーブルのところに座って、食事をしながらテレビを見る想定でテレビの位置を合わせてみたところ、理想的なテレビ位置で観ることができるようになりました。
テーブルの所で食事しながらテレビを観る
テレビの位置は簡単に移動することができるので、例えば、ベッドに横になりながらテレビを観る場合はベッド側にテレビの位置を変更します。
ベッドで横になったテレビを観る時の位置
バックドアを開けて、テレビの位置を180度変えて、バックドア側の外からテレビを観ることも可能になります。
車を運転して移動する際には、テレビの箱に入っていた緩衝材をテレビの下側左右に設置し、テレビを窓側に寄せて、３点でテレビの重量を分散することによって、テレビ・モニターアームを設置した状態で移動することも可能です。
現在、この状態で運転を継続して支障がないか確認しています。
バックミラーからはモニターアームの支柱とアーム部分が見えますが、後方確認には支障はないようです。
移動時は緩衝材を設置し3点で加重を分散
自作した折りたたみテーブルの活用に制約することになりますが、買ったモニターアームを無駄にしないためにも妥協することにしました。
これで車中泊時にテレビを観ることができ、快適な車中泊になりそうです♪
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