軽自動車(軽バン)のエブリィ(DA17V)で、車中泊の釣行に必要なロッドホルダーを自作しましたのでご紹介します。
ロッド(釣り竿)の保管は、長く、細く、ガイドなど繊細な作りもあり、車内での保管方法には気を使います。
そこで、車高空間(天井部)にロッドホルダーを設置し、そこにロッドを固定することによって、車中泊では邪魔にならないし、運転中においても安定しているので安心です。
また、軽自動車(軽バン)とはいえ、ロッド全長2.2m程度まで収納が可能なので、その長さまでならロッドを繋いだ状態でリールも取付し、仕掛けを付ければ直ぐに釣行できる状態での収納が可能です。
従って、ロッドホルダーは車中泊しなくても、釣行のための運転には非常に便利なツールということになります。
前回のルーフバーの製作費用と合わせても、4,000円以内の部材費用でロッドホルダーを自作することが出来ました。
イレクター部品でロッドホルダーを自作
前回は、愛車の軽バン、エブリィ(DA17V)での車中泊の釣行に必要な、ロッドホルダーを自作するための、両サイドのルーフバーを自作しましたが、今回は両サイドのルーフバーをつなぎ、実際にロッドを乗せるロッドホルダーを自作します。
前回同様にイレクター部品を活用し、コストを抑えます。
イレクターパイプの切断
使用するのは、
パイプ H-1200 ブラック(2本)
ジョイント J-59C ブラック(4ケ)
前回の両サイドのルーフバーでは、1200mmのイレクターパイプそのままの長さで使用しましたが、今回のロッドホルダー用のパイプは、両サイドのルーフバーをジョイントを使ってつなぐので、適正な長さに切断する必要があります。
切断するには専用の工具が必要になります。
エブリィ(DA17V)の場合、現合で切断し残ったパイプの長さを測ったら192mmでしたので、使用したパイプの長さは、1008mmということになります。
切断し余った192mmのパイプ2本は、車中泊に必要な、運転席と寝室(荷室)を遮断し、寝室のプライベート空間を確保する仕切りカーテンの自作で使用しますので、仕切りカーテンの自作を希望する方は、捨てずに保管しておきます。
その仕切りカーテンは、ロールカーテンの様にカーテンを丸めて収納できるので、取付した状態でも運転が可能で、また、当然ですが、今回の自作するロッドホルダーにロッドを収納する前提での仕切りカーテンです。
ロッドホルダー用のパイプの取付
切断したイレクターパイプの両端にジョイントJ-59Cを取付し、左右のサイドルーフバーに上からはめ込みます。
前後に2本はめ込み、このパイプがロッドを乗せるロッドホルダーになります。
はめ込んだ状態で、パイプとジョイントJ-59Cを専用の接着剤で接着し、パイプがクルクル回らないようにします。
接着剤でパイプとジョイントJ-59Cの固定が完了したら、一度、パイプ2本をサイドルーフバーから取り外しておきます。
波板フォームパッキンを貼り付け
使用するのは、
波板フォームパッキンNIPK-670グレー (6本入りから3本)
両面ワンタッチバンド(1ケ)
波板フォームパッキンは、以前に部屋用のロッドフォルダーを製作した際に採用し、余った物があり、それを使用しました。
そのパッキンは波板の屋根材を取り付ける際に使用するもので、ホームセンターにも売っていると思います。
切断し余った192mmのパイプに、一旦外したパイプ2本をはめ込み、波板フォームパッキンを取付した時の上部に貼り付けます。
パイプ1本に波板フォームパッキン1.5本使います。
パイプ2本を再度、左右のサイドルーフバーの前後にはめ込み完成です♪
ロッドの固定は、100均(ダイソー)の両面ワンタッチバンド(長さ1600mm)を使います。
ロッドの太さ、本数にもよりますが、私の場合は250mmに切断して固定できましたので、1ケあれば間に合うと思います。
ロッドを実際に設置した状態です。
小さいリール付きの場合はロッドをホルダーの上に設置できますが、電動リールなどの大きいリール付きの場合、後ろのリール側はロッドホルダーに吊下げるように設置します。
波板フォームパッキンは、あくまで消耗品と捉えておいた方が良いです。
新規に購入した場合、3本残っていると思いますが、いつか交換を考えて大事に保管しておきます。
まとめ
今回の製作費用を集計してみると、
パイプ 1200×2本=816
J-59C 75×4本=150
上記消費税 77
波板パッキン 800
ワンタッチバンド 108
合計 1,951
前回紹介した、両サイドのルーフバーの製作費用と合算し、
自作ロッドホルダーの製作費用としては、
1,930+1,951=3,881
という、4,000円以下の金額で製作することができました。
専用カッターと接着剤は、他のDIYでも活用できるために金額に含めませんでしたが、今回のためだけに購入として含めたとしても、約7,400円の金額になり、市販品で4,5万円もかけること考えると、3~4回余計に遊漁船に乗ることができます(笑)。
さて、イレクターパイプなどのイレクター部品は、取り扱っているホームセンターで売っていますが、扱っているホームセンターが遠かったり、扱っている部品種類に不安がある場合などは、通販でまとめて購入する方法もあります。
まとめることで送料が安くなり、ホームセンターまでの燃料代と変わらないケースも考えられます。
また、一定金額以上の購入金額で送料が無料になる販売店もあるのでお得です。
スポンサーリンク