愛車、軽バン(エブリィ)での車中泊時に使用する座椅子を自作しましたのでご紹介します。
先日、簡易テーブル(座卓)を自作し、食事やパソコン作業ができるようになりましたが、テーブルに座るときに座椅子が欲しいと思ったのです。
簡易テーブル(座卓)を自作のページはこちら
安い市販品を購入することも考えましたが、テーブルを自作する際に使用したOSB合板が余っていたので、そのOSB合板や用途がない保有品を活用し、クッション(座布団)のみ100均商品を購入し自作することにしました。
結果は、背板の角度は調整できませんが、蝶番を活用し折りたたむことにより立てて保管することができ、自作した簡易テーブルと調和しており、愛着が湧く座椅子になりました♪
部材の確保
購入品は、
- クッション セリア 34cm×34cm 3枚 330円
用途がない保有品の活用は、
- OSB合板 330mm×330mmに切断 1枚 (背板)
- OSB合板 330mm×380mmに切断 1枚 (下板)
- 2×4材 110mmの端材 1個 (背ガイド板)
- 角材 30mm×40mm 220mmに切断 (蝶番取付板)
- 蝶番 2個
- 100均の面ファスナー(接着タイプ)
- 穴付きマジックテープと両面テープ
- ネジ類
クッション以外は保有品を活用しましたので、合計330円で自作することができました♪
材料の切断と組立
まず、OSB合板を前述した寸法で切断、バリ取りを行い、背板と下板を作ります。
角材(30×40mm)を220mmに切断、バリ取りを行い、蝶番取付板を作ります。
2×4材110mmの端材を希望する背板角度で左右の背ガイド板を作ります。私は約108℃の角度で切断しました。
下板に背ガイド板をネジで固定します。
私は角度が付いている方をコーススレッドビス(4.2×38mm)直角側をコーススレッドビス(4.2×65mm)で取付けしました。
下板の裏側からネジで取付けするので、下板からネジ頭がはみ出さないように面取りしてから取付けます。
背板に蝶番を取付します。
蝶番の位置は、後で取付ける蝶番取付板の長さ220mmに蝶番の先端が合うように取付します。
強度がかかる部分なので、皿ネジ(M4×14)とM4ナットで共締めにて組立しました。
背板の蝶番と蝶番取付板をネジ(皿タッピングネジ4×25mm)で組立します。
下板に当てがって角度が確保できる位置で固定します。
その後、蝶番取付板を下板にネジ(皿タッピングネジ4×25mm)で組立します。
蝶番取付板を下板に組み立てる場合、背ガイド板同様に、下板の裏側から皿ネジで固定するので、ネジ頭がはみ出さないように面取りします。
クッションを仮設置してみて、下板の前方と背板の上部の両端のクッションからはみ出るOSB合板を除去(C面取り、R面取り)します。
以上で座椅子の基本ベースが完成しました。
クッションの設置
クッション3枚購入し、下には2枚重ねて設置(黒色)、背板側は同じサイズの色違い(灰色)にしてみました。
背側のクッションは背板の上部とクッション上部(裏側)に、在庫していた100均の面ファスナー(マジックテープの接着シールタイプ)をそれぞれに接着し、固定できるようにしました。
折りたためて保管できる状態も確認できました。
実は、立てると下板と背板が広がってしまうので、その部分を何らかの方法で下板と背板をワンタッチで固定すれば、立てて保管することも可能になります。
下板と背板をワンタッチで固定できる部材がないか探したところ、何かの付属品?と思われる次の穴付きマジックテープを見つけました。
そのマジックテープを穴部分から切断し、穴付き側を背板の裏側にねじ止めし、もう一方を下板の裏側に両面テープで貼付けし、下板と背板をワンタッチで固定することができ、結果的に立てて保管することが可能になりました。
完成した座椅子を実際に軽バン(エブリィ)に設置してみたところ、自作した簡易テーブルに被せたテーブルシートの色調と違和感なく、上出来な自作品となりました♪
100均のクッションにつき、ヘタり等の耐久性がどうかなのか分かりませんが、もし耐久性が悪く座り心地が悪くなった場合には、クッションを交換すれば良いことになります。
完成直後の座り心地は自作したせいか(笑)、多少背もたれにテンションが感じられますが、何ら違和感もなく、車中泊時にはゆったりくつろぐことができそうです。
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