今回は、主に船釣りで使用するクーラーボックスのおすすめとして、シマノのスペーザ ライト 350 キャスター(LC-135M)をご紹介します。
容量35ℓ、長さの内寸法が600mm(60cm)なので、船釣り時の、比較的大きな魚や、数釣りの際に使用しています。
船釣り用のクーラーボックス選定の基本
釣具メーカーのクーラーボックスから選ぶ
シマノ(SHIMANO)のフィクセル・ライト II 220のご紹介で説明しましたが、多少、値段が高いと思っても、釣り用のクーラーボックスは釣具メーカーのクーラーボックスから選定した方がベターです。
おすすめクーラーボックス シマノ(SHIMANO)のフィクセル・ライト II 220 の紹介ページはこちら
大きいほど様々な魚が入るけど・・・
私は以前にご紹介した、シマノ(SHIMANO)のフィクセル・ライト II 220を既に保有していましたが、ある時、メバル・カレイのリレー釣りにおいて、フィクセル・ライト II 220には収納しきれない量を釣ったことがあり、もう少し大きなクーラーボックスの必要性を感じ、購入選定することにしたのです。
シマノ(SHIMANO)の大型クーラーボックスのスペーザシリーズでは、容量60ℓ(内寸長さ80cm)、45ℓ(70cm)、35ℓ(60cm)、25ℓ(50cm)のサイズのモデルがあります。
大きいほど、大型魚や数取りの収納量が増しますが、
- 大きい程、持ち運びなどの取り扱いが厄介になる。
- 大きい程、金額が高くなる。
ということになります。
従って、
ターゲット魚を、ある程度想定して最適な大きさのクーラーボックスを選定した方がベターです。
私の場合は、
- メバル・カレイリレー船や根魚リレー船での活用
- 50cmを超えるアイナメ釣り
- 60cm前後のヒラメや青物
を想定し、そして、基本的には一人で扱うことができるサイズ、ということで、容量35ℓ(内寸長さ60cm)のサイズに決めました。
保冷力は移動・保管時間で決める
釣具メーカーのクーラーボックスは、同じサイズの中でも、断熱構造を変えて、保冷力の異なるモデルを設定しています。
真空パネルを採用した高保冷タイプから、発泡剤の普通の保冷タイプなどがあり、同じサイズでも値段が全然違います。
選択する際には、
釣行後にどの程度の移動・保管時間が必要か?
を考えてモデルを決めた方が良いと思います。
私の場合、釣行後に日帰りで帰って来られる時間なので、一番、安価なライトシリーズを選定していますが、帰ってきても保冷用の氷は十分に残っているので、高保冷タイプの必要性は感じていません。
複数保有する場合は同一メーカーで揃える
個人的な考えですが、サイズが異なる複数のクーラーボックスを保有する場合は、同一メーカーに揃えた方が良いと思います。
メーカーでは、排水栓や開ける際の蓋の取手などは、ある程度標準化して同一部品を使用しています。
要するに、サイズが異なっても、取扱いが同じの方が違和感を持つことがなく、そのためには同一メーカーの物を選定した方が良いということになります。
スペーザ ライト 350 キャスターの特徴
キャスター運搬と片手持ち運搬が可能なラックアップハンドル
35ℓの容量ではキャスター無しの製品もありますが、値段は高くなりますがキャスター付が必須です。
水を満タンに入れれば35㎏の重さになります。
そこまでならないにしても、魚及び氷を満タンに詰めれば、クーラーボックスの自重も含めれば、30㎏を超す重量になることが予想され、手で持ち上げて運ぶことは一苦労です。
それでいて、砂利道などの運搬では、持ち上げての運搬が必要になるケースもあり、特に軽量の時は片手で持ち上げて運搬できる選択も出来る方がベターです。
それを可能にしてくれるのが、ラックアップハンドルで、これは35ℓと25ℓのサイズのシマノ単独の特徴になります。
キャスター運搬時のラックアップハンドルが持ち運び用のハンドルに取り付いていて、使わない時は収納し一体化になります。
ラックアップハンドルを使って持ち上げると、クーラーボックスを大きく傾けることなくキャスター運搬が可能になります。
フィクセル・ライト II 220と共通な特徴
以前にご紹介した、シマノ(SHIMANO)のフィクセル・ライト II 220と同じ特徴を持っています。
- フタが左右どちらからでも開閉できることは、クーラーボックスを置く方向とかを気にしないで、開けやすい方を開けることができ、またワンタッチで脱着が可能なフタは、洗ったりする場合に非常に便利です。
- 海釣りの場合、氷や保冷剤だけでなく、海水を入れる場合があり、また、融けた水だけを排水する場合など、ワンタッチで水抜きが出来る水栓が付いていると非常に便利です。
さいごに
クーラーボックスが大きすぎると、取扱いだけでなく、保管スペースも圧迫することになります。
使用目的、入れる魚の大きさを考慮し、最適サイズのクーラーボックスを選定しましょう。
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