以前、愛車、軽自動車(軽バン)のエブリィ(DA17V)による、車中泊のための荷室改造として、合板によるフラット化を行いましたが、前側の合板に多少のガタツキが発生し、応急対応していましたが、改善することができましたのでご紹介します。
前側のフラット化の改善内容
フラット化は、前後に分割した合板(カーペット貼り付け)を活用、自作し完成しています。
車中泊のためのエブリィ(DA17V)のフラット化(1)はこちら
車中泊のためのエブリィ(DA17V)のフラット化(2)はこちら
しかし、前側は収納している後部座席の凹凸の影響で、合板との間に多少の隙間によりガタツキが発生していました。
そこで、そのガタツキを解消するために、前側の後部座席を設置する時の左右の黒い足の部分に、前部の左右には板金フレームをかわすために切り欠いた50mm角の合板(2個)をそれぞれのせて前側合板を設置することで、ガタツキは解消されました。
しかし、平板をのせているだけなので、ずれ落ちる可能性があり、いずれは凹状の加工をしようと思っていましたが、宿泊施設の閑散期にやっと改善することができました。
改善内容は50mm角の平らな合板に、端材を活用しガイドを取付しズレ落ちないようにしたのです。
改善の手順と使い方
まず、ガイドになる木板を切断します。
私はアームレストを自作する際に使用した、板材 60cm×12cm×t6mm の残った端材を活用しました。
エブリィにアームレスト(コンソールボックス付)を自作(4)はこちら
120mm(12cm)はそのままで25mmの幅で4枚切断しました。
切断には100均(ダイソー)のカッター型ノコギリを活用しました。
このノコギリは保管時にスペースを取らないので重宝しますし、薄板では問題なく切断できます。
次に、ガイドは木工ボンドで接着するので、以前に切り欠いた50mm角の合板(2枚)の接着面となる4端面をヤスリ掛けします。
切断した4枚の木板から25mm×50mm4枚を切断します。
2面のガイドを木工ボンドで接着し、100均(ダイソー)のクランプで固定します。
ガイドが固まったら、50mmの合板からはみ出ている場合は、ヤスリ掛けし、次のガイドを接着面を平らにします。
残っているガイドを同様に位置出ししながら木工ボンドで接着します。
ガイドの余分部分は接着剤が固まったらノコギリで切断します。
接着剤が固まったら、仕上げとして凹凸がある部分はヤスリ掛けし完成です。
ガイド付き合板の使い方
ガタツキを解消するために、前側の後部座席を設置する時の左右の黒い足の部分に、ガイド付き合板を帽子のようにかぶせるのです。
この状態でフラット化の合板(カーペット付き)を設置することで、ガタツキが解消されますし、ガイド付き合板が脚からズレて外れることもなくなりました。
フラットではなく、後部座席を使用する時など、ガイド付き合板は、簡易ベッドの土台になっている採集コンテナに入れて保管します。
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