愛車、軽自動車(軽バン)のエブリィ(DA17V)に天井収納ユニットを自作しましたのでご紹介します。
長距離、連泊での車中泊となると、着替え等の積み込む荷物が増えていきます。
そこで、釣行時に活用する天井部のロッドホルダー部を変更し、衣料などの軽量物を収納する天井収納ユニットを製作することにしました。
釣行時等の単泊の車中泊時には両サイドのルーフバーを活用したロッドホルダーを設置していますが、そのロッドホルダーは取り外し可能ですので、長距離等での連泊での車中泊時には、ロッドホルダーを前方へ移動し、ロッドホルダー設置部に天井収納ユニットを製作し設置することにしました。
天井収納ユニットの設置には、それを固定するための左右両サイドのルーフバーを製作し設置してあることが条件になります。
天井収納ユニットの構想と材料の確保
天井収納ユニットは、
- 衣料などの軽量物を分別して収納できるようにする。
- ユニット自体を軽量化し取り外し可能な状態にする。
- 材料はコストを抑えるために、イレクターパイプやジョイント、100均商品を活用する。
以上の構想をもとに材料の選定と確保しました。
材料と費用は
- イレクターパイプ φ28mm・全長120cm 2本 1,004円
- プラスチックジョイント J-118ASBL 2個 218円
- プラスチックジョイント J-59CSBL 2個 178円
- プラスチックジョイント J-49DSBL 2個 72円
- しっかりベルトフック(2個入り) 1個 110円 ※セリア
- ワイヤーテラス 白30.5cm×59cm 4個 440円 ※セリア(最初は3個で後で1個追加)
- モノボックス 黒34cm×23.5cm×12.3cm 4個 440円 ※セリア
- 結束バンド、専用接着剤(保有品使用)
合計金額が2,462円(結束バンド等除く)で完成することができました。
天井収納ユニットの製作手順
イレクターパイプ、ジョイントの加工
まず、イレクターパイプ(1200mm、2本)を58mmで切断し、単管2本(58mm)と長管2本(1142mm)にします。
この単管は、ジョイントJ-118ASBL(2方向コーナー用)とジョイントJ-59CSBL(枠つなぎ用)を結合するためのもので、専用の接着剤を使用し、2セット製作します。
ジョイントの向きはパイプが前後で90°交差する位置で、2セット共に同じ方向で固着します。
長管パイプ(2本)の片方の先端にJ-49DSBL(パイプアウター用キャップ)を接着にて取付します。
ワイヤーテラス(ワイヤーネット)の加工
ワイヤーテラス(ワイヤーネット)は、本来は黒を購入したかったのですが、在庫がなく廃版になった可能性があったので、仕方なく白色を購入しました。
3個を両端から9.5cmの位置に当て板を固定し手で折り曲げます。
両端9.5cmの位置から曲げた理由は、奥行40cmの収納容器を置けるようするためです。
3個を並べて、曲げ角度を補正、合わせて、3つのワイヤーテラスを結束バンドで結合します。
イレクター部品・ワイヤーテラスの設置
ロッドホルダーを前の方に移設し、片方(私は右側)のサイドバーに連結したジョイントを前後に取付し、イレクターパイプを差し込み、もう一方のサイドバーにしっかりベルトフックを上下にパイプの位置が水平になるように調整しながら取付します。
前後のパイプの間に3個連結したワイヤーテラスを設置し、結束バンドでイレクターパイプに固定します。
ワイヤーテラスの高さ位置は、
- 運転時のバックミラー確認の際に邪魔にならない高さ
- 収納容器(ボックス)を上部の隙間から設置できる高さ
を考慮しながら調整し位置を決定します。
収納ボックスの組立と設置
私は収納ボックスとして、段ボール製のモノボックス 黒34cm×23.5cm×12.3cm(セリア)を4個設置することにしました。
衣料等の軽量物を収納予定なので、収納ボックスも軽量で安い物を選定しました。
収納ボックス4個を組み立て、天井収納に設置してみました。
ここで、運転中に収納ボックスが動いて、左右の隙間から落下する可能性があることが発覚しました。
そこで、ワイヤーテラスを1個追加購入し、同じように両端を折り曲げ、2分割にして、3個連結したワイヤーテラスの左右に落下防止のガイドとして結束バンドで固定しました。
収納ボックスを置き、左右から落下する可能性がなくなり完成しました。
完成した天井ユニットは、不使用時には取外し自宅や倉庫で保管し、ロッドホルダーに戻すことも可能です。
長距離、連泊での車中泊が楽しみです♪
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