2019年4月某日、宮城県、塩釜のまがき港の遊漁船に乗船し、メバル・カレイのリレー船に乗船し釣行してきましたが、今回は釣行編になります。
今回、乗船する遊漁船は、初めて乗る第一海友丸さんで、釣り客3名での出港と、ちょっと寂しい釣行になりました。
前半のメバル釣りは船長の気配り
初めて乗る第一海友丸の特徴について最初にご紹介したいと思います。
まず最初に気に入ったのが、釣った魚を入れる容器です。
これまでに乗った釣り船のほとんどは丸いバケツタイプでしたが、第一海友丸のは四角いバケツで、中には穴が開いている買い物かごがすっぽり入っているではありませんか!
釣った魚をクーラーボックスに移し替える場合、買い物かごを持ち上げると、海水がキレて釣った魚を一気にクーラーボックスに入れることが出来るのです。
この考え方は、早速、自分の船のイケスにも採用する予定です。
次に船長のアナウンスが通っていて聞きやすいのも非常に良かったです。
遊漁船によってはスピーカーのせいなのか?船長の声質のせいなのか?ごもごもって聞きにくい遊漁船が多い中、第一海友丸の船長さんの声はハッキリ聞こえます。
そのような中で、メバル釣りでの船長さんの気配りがもう一つ!
『ここは、〇m、〇m~〇mの駆け上がりになっているので、その位、巻き上げて根ががりに注意してください』
ポイントを移動する毎に、そのポイントの根の状態を教えてくれるのです。
根がかり防止には船長さんの言う通りに、着底から巻き上げれば根がかりは防ぐことが出来ます。
しかし、メバルは駆け上がりのヘリに海底付近から数mの範囲に生息する魚なので、どうしても数を釣ることを狙うと、着底付近のメバルも含めて多点掛けを狙いたくなってしまうのです(笑)。
案の定、食い込まれ時に根に潜られて根がかりしたり、仕掛け全体を2つロスったり、ハリのみロスったりしましたが、根を責めたおかげでメバルを60匹以上釣り上げることが出来ました。
3名の釣り客の中で一番メバルを釣ったのは私です!
ただ、これは個人的な感想ですが、亘理沖に比べて、小物のメバルが多い感じがしました。
時々、尺メバルも釣れるのですが、15cm程度の赤ちゃんメバルも結構釣れるので、なかなか容積が増えない印象でした。
メバル釣りは、これまでの釣行で培った経験や教訓に伴うノウハウを確実に実践すれば、確実に連れて、数も伸ばせる楽しい釣りで、初心者にもおススメしたい釣りです。
後半のマガレイ釣りは手返し良く!
後半はマガレイ釣りです。
マガレイも数釣りが魅力ですが、そのためには手返しを良く、コンスタントに釣ることが重要です。
そのためには、ロッドホルダーに一緒に固定するカレイ用餌箱が威力を発揮します。
以前に紹介しましたが、安価(300円程度)な自作したカレイ用餌箱が今回も活躍しました!
4月に入り、カレイ釣りも食いが良くなり、コツコツとこづいて誘うと、コンスタントに釣れました。
40cmを超えるマコガレイ2枚、大型のイシガレイも混じり30枚以上釣れたと思います。
釣り船代に含まれていた1000円分の青イソメがちょうど無くなる頃に12時になり沖上りとなりました。
仙台湾のマガレイ釣りは、メバル釣り以上に初心者にも確実に釣れるのでおススメします。
しかし、マガレイ釣りは奥深く、タックル、仕掛け(自作など)、エサの付け方、投入の仕方、誘い方、あわせ方、手返し方法などのノウハウが沢山あり、同じ遊漁船に乗っても、初心者とベテランでは釣果が全然違ってくるのも事実です。
最初は釣れる感覚を楽しみ、ベテラン釣り師のノウハウを観察しながら習得し、徐々に釣果を伸ばして自分の成長を実感することが出来る釣りでもあるのです。
さいごに
今回、初めて第一海友丸さんに乗船しましたが、はっきり言って気に入りました!
まず、5時出船の遊漁船が多い中、4時に出船したのですが、沖上り時間が12時と5時出船の時間と変わらないのです。
ということは1位間、余計に釣行することが出来るのです。
また、船長さんのアドバイスや気配りが良いので、気持ちよく釣行することができます。
また乗船したくなる遊漁船でした♪
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