今回は、釣り人、漁師におすすめする小型冷凍庫(フリーザー)をご紹介します。
本格的な釣り人や釣り漁師になると、釣りに関連する物品を保存するための専用の冷凍庫が欲しくなるのは必然です。
本格的になるにつれて、冷凍しなければならない物品が増え、最初の内は家庭用冷蔵庫の冷凍室の一角を借用していたものが、占有率が増えていき夫婦喧嘩の発端になりかねません(笑)。
そこで、私が実際に釣りに活用するための専用の小型冷凍庫(フリーザー)を購入、使用してみた商品を中心にご紹介します。
購入する前に収納する物品を考察
小型冷凍庫(フリーザー)と言っても、サイズや扉の開閉方式、冷凍到達温度などなど、様々な商品が出回っており、金額もピンキリです。
私の場合は、収納予定の物品と量を検討したうえで、とにかく安価で冷凍するだけの機能に特化した一般的な小型冷凍庫(フリーザー)を選定・購入することにしました。
収穫した獲物を冷凍保存する
釣りのスキルが上がってくると、釣りによって収穫する魚などの漁も増えていきます。
ご近所や知人にお裾分けして消費するもの良いですが、
- 食べきれない収穫した獲物を冷凍保存し、後日に解凍・調理して食べる。
- 特定日のために凍結保存し、多くの人が集まる日やお祝い日(盆正月、誕生日など)に解凍・調理し、メインデッシュとして振る舞う。
私の場合は普段は一人暮らしですが、盆正月には妹家族や子供たちが帰郷し、10人超す賑やかな日々を過ごすので、その時に収穫した海産物を振る舞うようになり、そのためには家庭用冷蔵庫の冷凍室だけでは収納スペースが不足、小型冷凍庫(フリーザー)を購入することにしました。
具体的な冷凍保存品は、
- 収穫したウニを塩ウニ、ウニ味噌に加工しパック詰めにして冷凍保存しておき、盆などに振る舞う。
- 収穫したマダコを〆てから内蔵のみ除去してから凍結保存し、年末年始に解凍し、ヌメリを取り、ボイルして振る舞う。
- 収穫したアワビを冷凍保存し、年末年始に解凍・調理して振る舞う。
- 初冬に釣ったナメタカレイ、マコガレイなどを直ぐに調理(煮つけ)し、汁と一緒にパック凍結し、お正月に解凍・湯煎して振る舞う。
このように、収穫した物を盆正月に振る舞うと、みんな大喜びで、毎年、楽しみにしながら帰郷してくれますし、私としても苦労して収穫した海産物を美味しい顔で食べてもらうと嬉しくて嬉しくて♪
収穫した海産物というエサで盆正月に親族を釣り上げているような感じです(笑)。
冷凍エサを冷凍保存する
アイナメやヒラメ釣りでは、冷凍したイワシ、小サバ、コウナゴなどを解凍しエサにするケースがあります。
その都度、釣り具屋から購入していては高くついてしまいます。
秋口にかけて、牡蠣剥き作業が始まるころから漁港湾内に、イワシ、小サバ、チカなどが釣れますが、その時に一気に釣り上げて、小分けにパック凍結保存しておき、釣行時に必要分を取り出して使うようにします。
カレイ釣りなどにおいては、生きたアオイソメをエサにするのが一般的ですが、釣果によっては、購入したアオイソメが大量に余る時があります。
直ぐに使う予定がある場合は、冷蔵庫などで保管し、後日の釣行時に使用できますが、しばらく釣行の予定がないと、冷蔵庫で保管していても数日でアオイソメは死んでしまいますので、その時には、生きているうちに塩をまぶして『塩イソメ』にし、新聞紙で包んでビニール袋に入れて凍結保存しておき、その後の釣行で使用するようにしています。
前開きドアタイプか上開きドアタイプか
上述した収納予定物品を冷凍保存する、安価で冷凍するだけの機能に特化した一般的な小型冷凍庫(フリーザー)を選定することになるのですが、大きく2つのタイプに分かれ、前開きドアタイプか上開きドアタイプか、それぞれのメリットとデメリットを勘案してタイプを選定する必要があります。
前開きドアタイプ
一般的な家庭用冷蔵同様に、前に向かって横からドアを開けて保存物品を出し入れするタイプです。
家庭用冷蔵同様に右開き(右側を支点に左側からドアを開ける)タイプが主流のようです。
また、ドアを開けると複数のケース(容量によって数が変わる)が収納されている商品が多く、そのケースを引き出すことで、保存物品を出し入れします。
上開きドアタイプ
冷凍庫の上部にあるドアを上に開けて保存物品を出し入れするタイプです。
小物を収納するバスケットが付属している商品が多く、上開きタイプなので冷気が逃げにくい(冷気は上から下にたまる)特徴があります。
最初に前開きタイプを購入
結論からすると、購入する前に収納予定の物品と量を検討した結果、最初に前開きタイプを購入し活用しましたが、購入後の事情が変化し、その後に上開きタイプの購入にも至ってしまいました(笑)。
この経緯には、前開きドアタイプ、上開きドアタイプのそれぞれのメリットとデメリットが関連しており、特にデメリットについては、購入し使い始めてから判明したことも含まれています。
次回は、収納予定の物品と量を検討し、前開きドアタイプ、上開きドアタイプのそれぞれのメリットとデメリットを整理した上で、最初に前開きタイプの購入のに至った経緯をご紹介します。
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