前回に引き続き、私が購入した上開き冷凍庫、maxzen(マクスゼン)製の JF150ML01WH をご紹介します。
今回は、実際に、maxzen(マクスゼン)製 JF150ML01WH を購入し、搬入設置し、使用してみた状況をご紹介します。
maxzen(マクスゼン)製が安い理由
maxzen(マクスゼン)製 JF150ML01WH は、株式会社MOASTOREという日本の会社のブランド商品になります。
maxzen(マクスゼン)商品としては冷凍庫の他に、テレビ、冷蔵庫、洗濯機などの低価格の白物家電が主力みたいです。
株式会社MOASTOREの会社概要の事業内容によると、maxzen(マクスゼン)ブランドの開発・企画・輸入・販売となっています。
これでお分かりだと思いますが、大手家電メーカーとの違いは、設計・製造が含まれていないということ。
即ち、製造メーカーではなく、中国等の海外製造メーカーと提携し、『このような製品を安く作って!』て生産してもらい、その製品を日本に輸入して販売する会社ということが分かります。
従って、設計部隊や生産拠点を保有してないので国内の高い労務費を必要とせず、海外の安い製品を輸入しての販売ですので、安い製品を販売することが出来るんですね~。
海外生産品につき、品質面については心配はつきものですが、提携の段階で日本的な品質管理を要求した上で契約していると思いますし、日本の会社が販売しているという面からは安心感はあります。
また、アフターサービスとしてテクニカルセンターを保有し、一般的な保証期間1年もあります。
但し、保証期間が過ぎた故障の場合は、有償修理になりますが、日本での修理となると、技術料、部品代、送料などを加算すると、購入金額に対して高額な修理代になってしまうリスクはありますが、安価な製品を購入している以上、そのリスクは容認し、最悪は買い替えという対応をも考えておく必要があると思います。
納入から搬入設置
楽天市場に注文してから3日後に宅配業者が持ってきました。
置き場所の1階の事務所の作業机の脇の空きスペースにおくことにしたのですが、普段独り暮らしなので、納入場所から設置場所まで一人で移動し、設置可能かどうか心配でした。
仕様書上の重量は約31㎏で一人で持ち上げられるか心配していたのですが、宅配業者の運転手さんが、
『事務所の玄関ですね♪』
って、段ボール箱に入っている製品をトラックから軽々持ち上げて、事務所の玄関フロアまで運んでもらいました。
ここからは心配無用でした。
筒状のダンボール箱を引き上げて外し、製品下のダンボールから製品を片方づつ持ち上げながら移動し、一人でも容易にダンボールから製品を取り出すことができました。
玄関フロアから設置場所までの移動は、側面(右側)にキャスター、反対側(左側)に高さ調整脚が付いているので、高さ調整脚側を少し持ち上げると、右側のキャスターで簡単に移動することができました。
私の設置場所からは、キャスターと高さ調整脚が逆に付いていれば最高だったのですが、作業机の脇の設置場所まで移動後、少しづつ引きずりながら容易に設置場所に収まりました。
フロアを多少引きずっても、冷凍庫とフロアの接点はキャスター2個と樹脂製の高さ調整脚2個の4か所だけなので、フロアにキズが付く可能性は低いです。
さて、設置場所と冷凍保存量から、事前に設置予定場所の寸法を計り、サイズと機種選定に至りました。
私の場合、作業机より長いサイズの冷凍庫の選定が前提でした。
理由は、作業机よりはみ出た位置に温度調節ダイヤルがないと温度調節がしずらくなります。
また、更に大きいサイズの機種を選ぶと後ろ側の押し入れのドアに干渉してしまうことになるので、結果的に142Lサイズの製品の選定にいたりました。
maxzen(マクスゼン)製には、JF150ML01WH以外に、
少しサイズが小さくて価格も安い、98LサイズのJF100ML01WHや、
更に収納量がある、197LサイズのJF200ML01WH
がありますので、設置場所のスペースや、冷凍保存量から最適なサイズを選定することをおすすめします。
設置場所のスペースから選定する際には、一般的に前後左右に最低10cm程の空間を設け、空気の流れを作る必要があることを考慮する必要があります。
特に冷凍機の取付付近に通風口がありますが、その部分は十分な空間が必要です。
私の場合な通風口の部分はフリーな状態で十分な空間が確保できています。
運転開始と冷凍保存
設置後の運転開始まで、4時間程待って冷凍サイクル内の冷媒が安定するまで待つ必要があります。
その後、電源を入れて冷やし始めます。
急速に冷やしたい場合は、温度調節ダイヤルを『急冷』にすれば早いですが、急冷の継続は最長8時間が目安で、急冷のままにしておくとコンプレッサー(圧縮機)に負荷がかかり、機器の寿命が縮まる原因となる。と取扱説明書に注意書きがあるので、わたしは、
水を入れた容器を入れ、通常時の推奨設定の『冷凍:中』にして24時間運転し、容器の水が問題なく氷になった事を確認してから冷凍保存品を入れました。
上開き冷凍庫の場合、私のように前後の空いているスペースに入れて、多少の出し入れしずらい面があるものの、前面だけではなく、左右の側面からも出し入れできるメリットもあります。
当初の予定通り、タコカゴ漁のエサ(冷凍サバ)15kg入りの袋を2つをそのまま収納することができました。
バスケットには釣りエサの冷凍エサなど小物冷凍収納に役立ちます。
maxzen(マクスゼン)製 JF150ML01WH には、簡易な鍵がついているのですが、私には不要ですね~(笑)。
でも、お子様がいる家庭において鍵付きは、いたずら防止に有効かもしれませんね。
気になっていたのが着霜状態でした。
購入したのが11月で、約2ケ月連続運転で使用してきましたが、冬場につき空気が乾燥していることもあり、目立つような霜の付着はまだありません。
扉の開閉に近い、庫内上部に薄っすらと着霜している状態が確認できますが、夏場の湿気が高い状況で確認する必要があるようです。
さいごに
今回購入した上開き冷凍庫、maxzen(マクスゼン)製 JF150ML01WH は、基本的に冷凍庫としては、
- タコカゴ漁期の冷凍エサの保管
- 前開き冷凍庫の霜取り時の冷凍品の一時移動保管
という、期間限定で使用するつもりですが、もう一つの使い方で楽しみにしているのは冷蔵庫としての活用です。
コロナが収まり、お盆などに皆でバーベキューや会食を行う際に、お酒や飲料水、食材を冷やしておく冷蔵庫としても活躍することを期待しています。
以上、6回にわたって小型冷凍庫を紹介してきましたが、使用目的や保管量に応じた冷凍庫を選定・購入し、有効活用してみてはいかがでしょうか?
(おわり)
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