エブリィにアームレスト(コンソールボックス付)を自作（2） |

エブリィバン（DA17V）での車中泊や釣行のための快適ドライブのためのアームレスト（コンソールボックス付）をDIYで自作しました。

今回は、土台となるコンソールボックス部の製作について具体的にご紹介します。

不用品の木箱を見つけて

エブリィバン（DA17V）用のアームレストとして市販品は、私のイメージと合致している物がなく、閑散期につき時間があるので、DIYにて自作しようと動き出しました。

手の部分までアームレストが長く、サイドブレーキの操作もあまり苦にならないアームレストができないか！？

イメージは浮かんできたのですが、諸先輩方の自作事例を参考にしたいと検索するも、ピンとくる物がなく、

オリジナル的に木板を活用し設計、加工（切断など）、組み立てを行うしかないか？

難易度が高そうだな～。

って倉庫を物色して目にしたのが、次の一升瓶の清酒が入っていた木箱でした。

清酒が入っていた木箱

知人からの贈り物で、気仙沼の高級清酒なので中身は既に美味しく頂き（笑）、木箱は年末の掃除に不用品として倉庫に移動していたのです。

手に取り、何気なくエブリィバン（DA17V）の運転席と助手席の間、サイドブレーキの上に置いてみたのです。

これ！良いんじゃない！？

運転席と助手席の間にピッタリと収まり、高さ的にもちょうど良く、アームレストのベースとなるコンソールボックスに成り得る！

って、一気にイメージが浮かび上がってきたのでした。

私が見つけた木箱はサイズ（外寸）が、W45ｃｍ×D14ｃｍ×H13ｃｍで、エブリィバン（DA17V）には十分に使える寸法だったのです。

蓋を開けると、蓋に凸部があり、箱にピタッと収まる形状になっていました。

蓋を開けた状態の桐箱

私の場合は不用品の木箱を見つけて活用できましたが、もし、同じように製作したくても木箱が無い方は、スーパーやリカーショップに出向き、高級酒（一升瓶）が木箱に入って販売している物があると思いますので、購入しお酒は美味しく頂き、残った木箱を活用しましょう！

その際、木箱は製造会社によってサイズが多少異なるみたいなので、事前に車の設置したい所（特に運転席と助手席の間の寸法）を測っておき、メジャーを持ってスーパーやリカーショップに出向き、木箱の寸法を測り、コンソールボックスとして使える木箱入りのお酒を購入しましょう。

お酒の好みではなく、あくまで使える木箱の寸法重視です！（笑）

さて、一番心配だったのは、アームレストが長い状態でのサイドブレーキの操作性でした。

木箱の底部のサイドブレーキ部に穴を開け、サイドブレーキが見える状態にし木箱の蓋を開けた状態で、上部から手を入れてサイドブレーキを操作する！

実際に作ってやってみないとサイドブレーキの操作性に問題ないか？判断できない部分でした。

そう思ってた時に、またまた見つけたのが、段ボール製の一升瓶用の梱包箱で、サイズが木箱に近似していたので、

即座に、段ボール箱の底部のサイドブレーキ部の穴を開け、サイドブレーキの操作性の確認と、最適な穴の大きさを決めるための試作を行ったのです。

近似寸法の段ボール箱で試作確認

段ボール箱の試作品で確認した結果、箱の上部から手を入れてのサイドブレーキの操作性は問題にならないレベルであることが確認でき、

また、底部の穴は内寸法で20ｃｍ開ければサイドブレーキを引き上げても干渉することなく、後部の穴を開けない部分は収納ボックスとしてそれなりの空間を活用できることも確認できたのです。

段ボール箱での試作及び確認結果から実現性の見通しがたったので、ここからは一気に進んでいきました。

まず、木箱以外の必要な材料・部品の購入です。

いかに安い材料・部品で高級感があるアームレスト（コンソールボックス付）を自作することができるか？

必然的にすべて100均ストアの商品を活用することに決め、事前にネットでリストアップし、それから100均ストアに出向いて漏れなく購入することができました。

結果的には、ダイソー、キャン★ドゥ、セリアの３店舗の100均ストアを回り、最適な材料・部品を購入することができました。

さて、アームレストのベースとなるコンソールボックス部の材料・部品をご紹介します。
（　）内は税別の購入金額です。

すでに紹介した不用品だった木箱（０円）
板材　45×12ｃｍ×ｔ9ｍｍ　2枚　セリア（200円）
※40×12ｃｍ×ｔ9ｍｍ　2枚　ダイソー品でも可
※木箱の前後の支柱（足）と収納ボックスの仕切り板に使用
塗料　カラーペイント（ブラック）油性　2個　キャン★ドゥ（200円）
※1度塗りの場合は1個でもよい可能性あり