ヒラメ釣り釣行の目的
前回に引き続き、愛車、軽自動車(軽バン)のエブリィ(DA17V)で、車中泊による亘理町荒浜港の遊漁船に乗船しヒラメ釣りをご紹介します。
私が、最初の車中泊での釣行に、ヒラメ釣りを選んだ理由があります。
ヒラメ釣りは、昨年の2017年から、自分の釣り船で色々な釣り方でヒラメを狙ってきました。
なにせ、高級魚のヒラメは、活魚で市場に出すと、特大ヒラメは、高い時は4,000円/㎏以上の値段で入札されることもあり、この辺では、アイナメやマコガレイなどと一緒に、一本釣り漁師の収入源になっているのです。
今年から、イワシの生き餌による釣りを始めたのですが、
痛恨のバラシが多い・・・
ということで、大型遊漁船に乗って、様々な釣り人の道具や仕掛け、そして、前あたりから合わせるタイミングを把握したいとの目的でした。
ヒラメ釣り初心者やトライしてみたい読者の参考にもなれば嬉しいです。
初心者に安心の遊漁船
さて、車中泊で頻尿の私はトイレに2回起きました(笑)。
2回目のトイレは3時前だったと思うのですが、子供の遠足のように、その後は寝ようと思っても寝れません。
そこで、予約していた遊漁船の近くの駐車場に移動しました。
予約した遊漁船は『きくしん丸』です。
きくしん丸さんには、以前に、春先の『メバル・カレイのリレー船』でお世話になったことがあります。
(有)きくしんさんは、なんと大型遊漁船を4艘保有しており、遊漁船の発着所の近くには店舗(釣具店)もあり、亘理荒浜漁港の遊漁船業の中では一番、規模が大きいと思います。
遊漁船の受付、支払いは、その店舗で行いますので、初心者には安心です。
受付の段階で、分からないことは聞くことも出来ますし、不足な仕掛けなども購入することが出来ます。
比較的規模が大きく、店舗で受付する遊漁船は、初心者におススメします。
店舗での受付
3時前に店舗に到着し、当然、店はまだ開店していないのですが、なんと店の前には、釣り人の物品(長靴、クッションなど)が、既に受付順番待ちの証拠として並んでいました。
きくしんさんは受付順に釣席を指定することが出来るのです。
釣席については、遊漁船によって取り決めが様々です。
電話での予約の段階で釣席(その時点で空いている席)を決められるケースなどもあります。
小さな遊漁船の場合は、当日に釣り人同志で決めたり、船長が決めるケースもあります。
3時半頃には、店に人が並び始め、また、遊漁船の船長が到着し、遊漁船のライトを付け、エンジンをかけ始めました。
この日は、ヒラメ釣り船が2艘、アジ・ヒラメリレー船が1艘、平日ながら3艘が出港です。
それも、ヒラメ釣りは、ほぼ満席で年齢層をみると、平日は第一線を退いた年金組?には人気の釣りみたいです。
3時45分頃に店のシャッターが空き開店しました。
私は、最後の方に受付を行い、料金(1万円)を支払い、座席は右舷側の真ん中から少し後ろ側になりました。
オリジナル仕掛けを2セット追加購入し、荷物を抱えてきくしん丸に乗船しました。
待ちに待った出港♪
4時半ギリギリに受付した釣り人もいたようで、出港は4時40分頃、まだ、真っ暗の中の出港です。
釣り場まで、約1時間位かかるので、それまではキャビン内で静かに体力温存・・・。
釣り場は少し南下しながら沖に向かったので、福島との県境あたりかなと思いました。
釣り場に着くころには、夜明けで明るくなっており、既に、釣席のバケツには、生き餌のイワシが元気に泳いでいました。
イワシは25匹までとなっていて、ん?少し足りないのでは?と思っていましたが、釣りの後半にはイワシの追加がありました。
釣果は!?
沖上りが11時30分、約6時間の挑戦!
生き餌釣り1年目の初心者の私は、やっぱりヘタでした!
相変わらず、バラシが多かった・・・。
それでも、大きい!と言えるヒラメは釣りあげられなかったですが、中小6枚の釣果でした。
この日は、風が強く、波も少し高かったので、初心者には釣りづらかった感じです。
帰ってからきくしんさんのホームページで全体の釣果を確認したら、
1~15匹/人
35人で195匹(平均5.6枚)
型 35~84cm
という全体の釣果だったらしく、まぁ、私は平均的だったということになります。
釣果以上に、今回の初めての車中泊の釣行で、様々な教訓を習得することができました!
次回、その教訓について詳細にご紹介したいと思っています。
とにかく、ヒラメ釣りは奥が深いです。
仕掛けは単純なのですが、釣り上げても、バラシても結果的にハマってしまいます(笑)。
下船し帰路に
昼過ぎに荒浜漁港に帰港しました。
帰港直前に、昨日、日帰り温泉でお世話になった『わたり温泉 鳥の海』を見つけたら、なんかホッとしました。
陸に上がり、店のおばちゃんからクーラーボックスに氷を入れてもらい帰路につきます。
愛車、エブリィは、寝室から荷室に、釣行が終わって帰路用のレイアウトに早変わり♪
荷物(クーラーボックスやバック)の底部は、海水などで濡れ、地面に直置きなどにより汚れているので、以前にご紹介した、防水ラゲージマットが濡れ、汚れから愛車を守ってくれます。
次回は、教訓編をご紹介します。
(つづく)
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