愛車、軽自動車(軽バン)のエブリィ(DA17V)のリアウィンドウ(後部の窓)にカーテンを自作し設置しましたのでご紹介します。
前回はカーテンレールの設置まででしたが、今回はカーテンの加工と設置をご紹介します。
はぎれの切断と3辺の処理
カーテンは観音開き、すなわち真中から左右に両開きにするので、左右の2枚のカーテンを作成します。
1枚の片開きの方が簡単なのですが、そうするとアーテンを開けた時、カーテンの重みが片方に全てかかってしまい、マグネットで固定したカーテンレールごと外れる可能性を回避するためです。
カーテンの切断寸法のベースになる、カーテンの寸法ですが、実は、重さの軽量化を重視し、最小限の寸法で製作したとこ、結果的に窓全体を覆うことができず1枚は失敗しました。
失敗の結果、左右のカーテンの最適寸法は、
幅700mm×縦500mm
と導きました。(切断寸法ではありません)
キャン★ドゥのはぎれからカーテンにするのですが、はぎれですから布は切断されたまま、そのままですと端がほつれていくので、折り返して処理する必要があります。
本来であれば、ミシンなどの裁縫作業になりますが・・・。
私には、そのスキルがないので、アイロンで固着させる、すそ上げテープを活用し処理することにしました。
それと、本来は切断後に4辺の処理をすべきなのですが、キャン★ドゥのはぎれは1辺だけ、処理されている辺があり、その辺はほつれないと判断し処理せずにそのまま使用し、目立たないカーテンの下側にすることにしました。
ということで、はぎれの3辺を折り曲げ、すそ上げテープを活用し処理するのですが、折り曲げ寸法は、すそ上げテープの幅が30mmなので、その半分の15mmの寸法で折り曲げ、アイロンで折り目を付けます。
ということで、押し曲げ寸法を考慮した、はぎれの切断寸法は、
幅 700mm+15mm(左)+15mm(右)=730mm
縦 500mm+15mm(上のみで下は処理せず)=515mm
の寸法で切断し、折り曲げてすそ上げテープで固着処理し、最終的にカーテン寸法
幅700mm×縦500mm
のサイズのカーテンを2枚製作します。
折り目加工とカーテンクリップ取付
私の場合は車外側からの見た目を重視することにし、すそ上げテープで固着下側を車内側にすることにしました。
1枚のカーテンにカーテンクリップ6個を付けますが、そのまえに、折り目を5カ所アイロンで上部側だけ付けます。
まず、二つに折って中央に折り目を付け、その中央から左右に120mmの所、更に左右に120mmの所に合計5カ所に折り目を付けます。
結果、折り目は端から、110mm→120mm→120mm→120mm→120mm→110mm(端)の位置になります。
次に、折り目の間にカーテンクリップ6個を取付しますが、
端から50mm→120mm→120mm→120mm→120mm→120mm→50mm(端)
の位置に取付します。
以上でカーテンの出来上がりです。
車内のカーテンレールにカーテンを取付けます。
左右の端のカーテンクリップは固定して動かない穴に取付します。
カーテンの下側を確実に遮蔽するために、100均のネオジウム磁石スイングフック20mmを左右下側でカーテンを固定しました。
中央の左右のカーテンが合わさる部分にスキマが生じないように、左右のカーテンの下側に100均の面ファスナーを貼付け、両カーテンを固着できるようにしました。
カーテンを開けた時にカーテンをまとめて動かなくするタッセルとして、100均のケーブルバンド2cm×18cmを活用しました。
6個(黒3、灰3)入りですが、敢えて灰色のバンドを選択し、ワンポイント目立つようにしました。
荷室の左右の窓については、遮蔽したままでも運転は可能ですが、リアウィンドウ(後ろの窓)は運転時に後方が見える状態にしなければならないので、サンシェードよりカーテンの方が、開閉が簡単で収納する必要もないので、連泊での車中泊に適していると思います。
100均商品を有効活用し、車体に穴等の加工をせずともカーテンレールを設置し、購入金額が2,500円程度と格安な、リアウィンドウ用のカーテンを自作し設置することができました。
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