追加の棚を製作
思った以上に倉庫兼作業場の漁具・釣具などを保管する丈夫な棚を無事に自作できたことで、自信と欲が出てきて新たな展開へと進みました。
棚の水平展開や端材の有効活用についてご紹介し、最後にDIYの魅力について考察したいと思います。
初めに、製作した棚の隣りの窓があるところに低いタイプの棚を製作しました。
寸法、棚段数などの違いだけで、製作方法は同じですので、簡単に製作することができました。
そして、この棚は非常に重宝して使用しています。
ウニ、アワビ漁が復活できたのですが、その漁には繊細な舵取りを行う、電動船外機(エレキモーター、スラスターとも言う)及びその電源となるバッテリーをその都度、船まで持ち運ぶ必要があります。
そのバッテリーは結構な重さがあり、床から持ち上げる動作は、腰痛・ギックリ腰になるリスクが非常に高いです。
そこで、製作した棚の一番上をバッテリーの保管場所と決め、この高さであれば、しゃがむことがなく、真っすぐに立った位置でバッテリーを持ち上げ、そのまま軽トラックに運ぶことが可能になり、腰痛・ギックリ腰対策になっています。
また、バッテリーは使用した都度、充電する必要があるのですが、バッテリーの下の棚に充電器を常設しており、充電器からのワニ口クリップをバッテリーの所に引き回しておき、漁が終わりバッテリーが棚に戻ってきた時に、素早く充電作業ができるようになりました。
このように、DIYでの棚などの製作実績は、水平展開が可能になりハマってしまいます(笑)。
端材を有効活用した簡易ベンチの製作
すでにご紹介した漁具・釣具保管用の丈夫な棚の製作においては、倉庫のレイアウト(窓位置)の関係から、SPF材の定尺そのままの活用は避け、最適な寸法で製作したために、それなりの端材が発生しました。(特に2×4材)
そこで、その端材を活用して簡易ベンチ(一人掛け)を製作しましたので、ご紹介したいと思います。
この簡易ベンチは宿泊施設の外の喫煙場所のベンチとして、バーベキュー時にはバーベキューテーブルの一人掛けベンチとして活躍中です。
室内であれば、踏み台などにも活用できると思います。
倉庫兼作業場に設置した棚の製作の際、窓の関係から定尺から2×4材6Fを1496mmに切断したので、端材として約334mmの長さの物が6本残りました。
その端材6本を330mmに揃えて切断し、ベンチの足の部分に活用します。
また、棚柱(24本)切断時に残った端材から2本を254mmに切断し、足のベンチの補強部分に活用します。
ビスも棚製作で使用し在庫しているビスを使用します。
購入したのは、2×4材6Fが1本(座るところの450mmを4本)と、幅広金折(3.2×40×60)4個です。
合計金額で約800円で、外で使用する場合は更に塗装代がかかりますが、格安でベンチを製作することが可能です。
実は棚を製作時に、事前に端材で簡易ベンチを製作するつもりでいたので、2×4材6Fを1本余分に購入していました。
製作は棚に比べたら、それはそれは簡単で、あっという間に製作することができます。
もし、製作したいと思った方は、次の設計図を参考に製作トライしてみてください。
DIY初心者はこのような物からトライした方が良いかもしれません。
端材を有効活用したトレイの製作
棚の製作において、合板の端材も発生したので、トレイ(お盆)も製作しました。
これは、宿泊施設で、宿泊のオプション(有料)として、バーベキュー機器一式のレンタルを準備し、食材のみ持ち込めば手軽にバーベキューを楽しめるようにしています。
その時に、食材や食器などを室内からバーベキューするところまで運ぶ目的のために、いかにもアウトドアらしく、木材での手作り感があって、重宝に活用しています。
DIYの魅力
確かに部材の購入費だけを考えれば、格安に出来上がるけど、その製作のために電動工具などを揃えたら、かえって高上りになるんじゃない!?
って思う方もいるかも知れません。
でも、趣味ってそんなもんですよね~。
節約節約!って言っておきながら、趣味の物は思い切って高額な物を買って、時間をかける・・・(笑)。
そもそも私が脱サラ前は工場勤務だったので、ものづくりの環境には近いところにいたのです。
でも、現在は分業の正解、仕事はものづくりの、ほんの一部にしか携わらないのです。
でも、DIYは、採算や企画検討(市販品との比較など)、設計、部材や工具の調達、切断などの加工、組立、品質検査、お客さん(自ら使用)と、全ての工程を一人でやななければならないのです。
従って、その全ての工程を行って出来上がった時の達成感はたまりません!
更に家族などから関心されたり褒められたりしたら株が上がります(笑)。
あなたもDIYにハマってみませんか?
(棚の自作 おわり)
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