DIY(日曜大工)にて2×4材を活用し、部屋の壁面に設置した衣類の収納棚を製作しましたのでご紹介します。
男の一人生活において、衣類(普段着)の洗濯・乾燥後に、たたんでクローゼットやタンスに収納するのが面倒くさくて苦手な人は私だけでないと思います。
そのような人にも洗濯・乾燥後の普段着などの衣類を容易に収納できる収納棚を自作し、部屋の壁面に設置することで、部屋が衣衣類で散らかったり、煩雑になったりすることを回避することができます。
自作した衣類壁面収納棚のサイズは、
幅(W)1934mm × 奥行(D)455mm × 最高(H)1820mm
になりますが、なぜ、中途半端な寸法になるかと言うと、材料の定尺寸法を極力そのまま活用したからです。
自作した壁面衣類収納棚の特徴
材料の歩留まりがほぼ100%!
今回、自作した壁面衣類収納棚の一番の特徴は、使用した材料からの端材がほとんど出ず、歩留まりがほぼ100%ということです。
材料としては、柱部分を2×4材、棚板をOSB材、ハンガーをかけるパイプはイレクターパイプを採用しましたが、それらの材料は一般的な定尺材を使用し、加工後に捨てる端材がほとんど出ず、材料をほぼ100%有効活用しています。
必要最低限の機能に絞ったのでローコストでありながら、目的に応じた収納ケースなどを置くことも可能です。
使用目的、収納内容によって展開が可能♪
今回の収納棚の製作難易度は、私にとっては容易な方でした。
それは、以前に作業場兼倉庫に、釣具・漁具を保管するための丈夫な棚を苦労して自作した経験があり、その時の構造をベースにし、今回は衣料という軽い物を収納するので、簡易にすることもできたのです。
一方で今回は、歩留まりを重視し、私の使用目的に応じて必要最低限の棚に製作しましたが、棚数を増やしたり、天板を追加したり、使用目的や収納内容に応じたオリジナルの展開が可能です。
壁面衣料収納棚を自作に至った経緯
収納されている当たり前が・・・
妻が生存していた時は洗濯・乾燥した衣類が部屋のクローゼットやタンスに収納されているのが当たり前で、そこから着る衣類を取り出していました。
しかし、妻が亡くなり一人生活になると、それが当たり前ではなくなったのです。
洗濯は溜めてもするにしても、洗濯・乾燥後に衣服をたたんでタンスなどに収納するのが面倒で・・・。
現状の生活習慣のままで!?
私自身に、洗濯・乾燥後に衣服をたたんでタンスなどに収納するという習慣がなかったので、それを習慣づければ良いのですが、昔から三日坊主を自負していたので無理だろうなと・・・。
現在の生活習慣のままで改善できないか?
を考えるようになったのです。
現在はというと、仮設住宅生活時に使っていた室内物干しスタンドのハンガーに掛けたり、そこも一杯になると、段ボール箱の上に無造作に置いたり、最悪の時は洗濯カゴに入れっぱなしで、そこから探し出して着用する・・・。
そこで、季節外れの衣類や外出用(礼服など)など普段は着用しない衣類はクローゼットやタンスに収納することにし、普段着として着用サイクルになっている衣類(下着類含む)を限定し、洗濯・乾燥後の収納が容易な壁面収納棚を自作し、ベッドに近い壁面に設置しようと考えたのです。
コロナ禍の中で
宿泊業を営んでる私にとって、このコロナ禍のご時世、緊急事態が宣言されて、GoToトラベル事業も一時停止の中、お客さんが激減し、お金はないが時間だけはたっぷり有り(笑)・・・。
仕事が順調であれば、苦手な整理整頓には見向きもしなかったのですが、自宅でグータラ生活を続けていると、煩雑化している部屋が目立って気になってしまい、今しかないな~って重い腰を上げて、整理整頓に目覚めた結果、寝室のベットの脇の壁面に洗濯・乾燥後の普段着などの衣類を容易に収納できる収納棚の自作に至りました。
完成後の使用について
まだ、出来上がったばっかりで、どの収納容器を活用するか?などの流動的な面はありますが、製作前の構想通りに出来上がりましたので、使用方法の概要をご紹介します。
上着やズボンはハンガーラックに
普段着の上着(シャツやセーター)やズボンをハンガーラックとして、ハンガーに掛けて次に着るまで収納しておきます。
左右に分けて、一度着ただけでまだ洗濯せずに着る衣類と、洗濯済みの衣類と分けることも検討しています。
私の場合は、洗濯乾燥機で洗濯から乾燥まで行ってからハンガーラックにかける方法をとっていますが、例えば、冬場の乾燥している時期においては、洗濯後に室内物干しハンガーラックとして、衣類の乾燥と室内乾燥防止として使用する方法も有りだと思います。
下着類はストッカーに放り込む
とにかく、面倒くさがり屋は収納するまでのアクション数(行動)が少ない方が、三日坊主にならずに維持しやすいです。
例えば、クローゼットの扉を開ける、タンスの引出しを開ける、衣類をたたむ等・・・。
そこで、下着類は以前から使用していたのですが、パール金属製の根菜ストッカーを活用します。
通常、収納グッツは100均商品を使うのですが、このパール金属製の根菜ストッカーは、底にスライドできるフックがあり、そのフックを引き出すと簡単に2段重ねにすることができ、その状態でも下段のストッカーにも入れることが出来るのです。
4つのストッカーに、パンツ、アンダーシャツ、靴下、ズボン下に分け、たたまずに放り込むのです(笑)。
カゴは朝晩の着替え入れ
ピンクのカゴは、朝晩の着替え、朝であれば脱いだパジャマを、夜寝る時は、脱いで明日も着る衣類を入れておきます。
全体の写真ではカゴが棚の奥にあり入れずらいと思うかもしれませんが、実は、折りたたみ棚受け金具を使用し、その金具が付いている棚を持ち上げると棚が延長(手前にはみ出す)になり、そこにカゴを置くことで、衣類を入れやすくしています。
様々な収納グッツ置場
ピンクのカゴに下にも棚があり、ここには、季節外れの下着類を2列2段の4つに分け(例えば冬であれば夏用の下着)保管しておき、衣替えの時に、上のストッカーの衣類と入れ替えるように考えています。(収納グッツをどれにするか検討中)
ハンガーラックの下には、ダイソーのスクエア収納ケース4L(W250×D370×H115)を4つ設置し、予備のシーツやバスタオル、枕カバーなどを収納する予定です。
また、その下、半分にはセリアのホワイトトリムバスケットワイド(W165×D287×H115)を3つ設置し、ハンカチや作業用手袋、タオルなど小物を収納する予定です。
以上、自作した壁面衣類収納棚の特徴や使い方を中心にご紹介しました。
次回は、実際の使用材料や製作手順をご紹介します。
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