フィッシングボートTFW-25Rの特徴
フィッシングボート トーハツ TFW-25R の特徴をご紹介します。
特徴は次の動画が非常に分かりやすいですが、実際に購入し活用したからこそ、分かったことなど補足しながらご紹介します。
漁船タイプで初めてマリントイレがオプションで装備可能
中古艇を出していたマリーナに現物確認に出張し、最初に見た第一印象は、
『予想通りのフィッシングボート!』
でした。
漁師として漁船登録し、市場に水揚げすることも目標にしていることから、
漁船タイプで釣りに特化したフィッシングボート
を探していましたので、そのスタイルは正に理想でした。
そして、漁船タイプで初めてマリントイレが装備(オプション)できることが購入への大きな決め手でした。
中古艇としてオプションのマリントイレが装備されていることは既に知っていたので、装備状況を確認するだけでした。
家族連れ、特に女性客には、トイレは必要不可欠です。
イヤー、実はおなかが弱い男性にも必要です。
漁に出て、おなかが調子が悪い時、既に4,5回お世話になりました(笑)。
写真では空間がありスッキリしていますが、実際には救命胴衣などの法定備品や漁具などを収納する必要があります。
その容量は結構あり、トイレを使用するときに、直ぐに取り出しやすいように、便器の前や上に収納バケットを置き、それに法定備品などを収納しています。
実際に使用した感じでは、子供、女性には問題ないと思いますが、身長172cmの私には、ちょっと狭いです。
合羽をはいてたこともありますが、中でズボンを下げたり、上げたりするのに苦労しました。
まぁ、応急的な時の活用ですから容認しましょう。
船外機TLDI(2スト直噴式)の評価は?
この地域の船外機はヤマハが断トツで、次にスズキ、トーハツは・・・。
環境配慮、燃費の関係から船外機は4ストが主流のこのご時世に、トーハツだけが出しているTLDI(2スト直進式)の90馬力の船外機が搭載されています。
燃料タンクは25Lタンクが3つ、通常は20L入れて使っています。
クリーンで4スト並みの低燃費とセールスしていますが、4ストに乗ったことがないので、比較しようがありません(笑)。
ちょっと、遠出したな、と思って半日程度の釣行で、大体20Lの消費なので、そんなに燃費が悪いとは思っていません。
一番のメリットは『オイル交換が不要なこと』なのですが、反面、専用オイルを準備し、無くなる前に補充(4Lタンクに)する必要があります。
エンジン音は明らかに4ストより高いですね~。
走りはTLDI(2スト直進式)の方が良いと言われていますが、これしか乗ったことがないので比較しようがありません。
これまで、大きな故障はないので、とりあえず良しとしましょう♪
購入後のTFW-25Rの経緯
漁港内に係留するために船底塗装
購入後、まず、最初に行ったことは船底塗装です。
購入前のフィッシングボートはマリーナの所有で、釣り船としてレンタルしていたそうで、使用しないときは、台船に乗せて陸揚げし、使用する度に海に降ろして使用するケースだったらしく、船底塗装はされていませんでした。
漁船として係留場所は漁港内に浮き球を使用し、常に海上に係留するので船底塗装が必要になります。
係留する浮き球施設は近くの漁師さんから借用して係留しています。
現在は、湾の中に係留しているので、出港する場合は、小さな小舟で係留場所まで行って乗り継いで出港するスタイルです。
苦労する操船スキル
船舶免許を取得してからの船の操船経験は、ウニやアワビ漁を行うための、普段は一人で乗船(最大でも3名程度)の小さな漁船に船外機は9.9馬力、舵取りは船外機を直接、左右に回しての操船しかありませんでした。
購入後の最初の心配は、
『90馬力のこの大きさのフィッシングボートを上手く操船できるか?』
でした。
通常の走行レベルは全然問題ありません。が、
一番、苦労しているのが、係留場所や岸壁への着岸(現在も進行形)です。
船外機を直接、動かして舵取りするのと、油圧にてハンドルで船外機を動かす方式の違いは歴然で、
船外機の動きが遅く、反応が全然違う
のです。
更に、強風化では、頭で思ったように操船が追従せず、未だに苦労しています。
でも、自動車運転と同様に経験を積んで自信をつけるしかないと思うのです。
最初から無理せず、安全操船にて、フィッシングボートに無駄なキズを付けることは避け、様々な自然環境下で経験を積み、自信を付けながら操船スキルを向上すれば良いと思います。
購入当初は、岸壁への着岸をイメージし、湾内のいかだのブイなどで着岸訓練を繰り返したことを思いだします。
これから、過去の釣行も含めて、私のフィッシングボートでの釣行を紹介して行きたいと思っていますので宜しくお願いします。
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