神様からの授かりもの!?
今回は私が保有しているフィッシングボート、トーハツのTFW-25Rをご紹介します。
どうでしょう?
選定理由は後述しますが、私は格好いいと思います(笑)。
多分、このブログの釣行記は、車中泊による色々な遊漁船に乗っての釣行記よりも、保有しているフィッシングボートTFW-25Rでの釣行記の方が多く掲載されると思います。
何せ、釣行のための経費が全然違いますから(笑)。
購入に至った経緯は、宿泊施設の事業が軌道に乗り始めた2014年春頃、欲が出てしまいまして、
- 家族連れのお客さんに宿泊のオプションとして釣り船のサービスを提供したい。
- 唯一の趣味の海釣りから、漁師として腕を上げて市場に活魚を水揚げしたい。
新たな目標に向け準備を開始しました。
遊漁船(釣り船)業を開業するには、様々なステップが必要になります。
- 通常の小型船舶操縦免許ではなく、『小型旅客安全講習』を受講し「特定操縦免許」を取得する必要がある。(車の2種免許みたいなもの)
- 遊漁船業に関し、実務経験又は実務研修を有し証明書が必要
- 遊漁船業務主任者講習を受講し修了証明書が必要
遊漁船(フィッシングボート)購入後に、
- 船舶検査証書の取得
- 損害賠償の支払い能力を証明(保険)
- 業務規程の作成・届け出(登録後で可)
以上のようなステップをクリアし、県に遊漁船業者登録申請し、県から登録されなければなりません。
何とか、最初の3ステップは早々にクリア出来たのですが、問題は遊漁船(フィッシングボート)の購入です。
神様からの授かりもの!?TFW-25R
検討・購入までには、結構な時間がかかりました。
なかなか、私の使用目的に合致したボートが見つからなかったのです。
家族連れやグループ客(4,5人)、漁師の漁船として水揚げに適している船を探すのですが、
漁船タイプ(イケス付)が条件
漁船として登録し漁師として水揚げできる船でないといけません。
プレジャーボートのように釣りスペースが狭く、休憩室や屋根付き操縦室などの占有率が高くては、漁師の漁船としては不向きですし、漁船登録できるかどうかも不安です。
あくまで、デッキスペースが広く、釣りなどの漁がしやすい漁船タイプの船を探していました。
当然、生き餌や活魚として水揚げするためのイケスは必須です。
宿泊客の人数からは4,5人がゆっくり釣りが出来る大きさ
宿泊施設(貸別荘)は1棟の基本収容人数は4・5名が中心で、実際にご夫婦と2、3人の子供で宿泊するケースが多く、そのような4,5人の家族連れやグループでの釣りを楽しむためのフィッシングボートが欲しかったのです。
家族連れ、女性客にはマリントイレ付が必須
漁船タイプでありながら、家族連れのお客さんには、お母さんやお嬢ちゃんが含まれます。
となると、女性客を乗せる船としては、当然ですが、マリントイレ付きが必須条件でした。
しかし、男性中心の漁を前提とする漁船タイプにおいて、マリンタトイレが付いている船となると、ほとんど規格品の船では存在しませんでした。
しかし、ネット検索にて、漁船タイプの船でマリントイレが付いている船が、トーハツでTFW-Rシリーズとして、2013年に発売したことが分かりました。
予算的に新船は買えず、中古を探すも・・・
予算面からは、最初から新船を購入しよういう考えはなく、とにかく中古艇を探し続け、結果的にこの期間が一番長かったです。
フィッシングボートの中古市場は10年や20年選手は当たり前、TFW-Rシリーズは発売開始してから、数年しか経っておらず、なかなか市場に出てこなかったのです。
TFW-Rシリーズは無理かな~って思って、別な船も探し始めていた2016年2月に、あるマリーナから、TFW-25Rの中古艇が出ているのを発見したのです!
しかし、既に『商談中』の表示が・・・
あきらめかけたのですが、ダメ元でマリーナにメールで問合せし、もし、商談不成立なら、私が購入の商談にはいりたいと。
そうしたら1週間もしないうちに、商談不成立になったとの連絡が入ったのでした。
こうなったら、購入に向けて動くしかありません。
ちょうど、宿泊業は閑散期だったので、直ぐにマリーナまで出張し、現物確認と購入契約へと進みました。
なかなか探しえなかったTFW-25R、中古艇(商談中)が出ていることが分かってからの、購入契約までのスピードは、まるで、神様がらの授かりものと思えるほどの出来事でした。
(つづく)
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