前回に引き続き、DIYにて自宅のサンルーム用の低床型のローテーブルを自作しましたが、今回は使用する部材や製作手順をご紹介します。
使用する部材
使用する部材は次の物を用意します。
OSB合板 910×1820×11t 1枚
イレクターパイプ(黒)Φ28×1500mm 1本
イレクターパイプ(黒)Φ28×2000mm 1本
ジョイント(黒) J-4 4個
ジョイント(黒) J-46 8個
ゴムアウターAセット 4個
トラスタッピングネジ 4×12 16個
全て、ホームセンター等で購入することが可能です。
OSB合板は厚みが9mmの物もありますが、11mmか12mmの物をお勧めします。
必要な工具は、電動丸ノコ、定規、パイプカッター(専用)、接着剤(専用)、+ドライバーです。
材料の切断
まず、OSB合板を決定した寸法に切断します。
私の場合、幅は定尺寸法(1820mm)のまま、奥行を550mmと決めて切断しました。
切断前に切断線を鉛筆などでけがき、真っすぐに切断するためには、切断冶具を活用し電気丸ノコで一気に切断します。
そして、全周をサンダ―とか紙やすりを使って面取りします。
次にイレクターパイプの切断です。
2000mmのパイプ2本から、
1700mmを2本
300mmを2本
に切断します。
1500mmのパイプ1本から、
430mmを2本
300mmを2本
に切断します。
1700mm(2本)と430mm(2本)は天板(OSB合板)の補強的役割なので、天板の寸法によって長さが変わりますので注意が必要です。
300mm(4本)はテーブルの脚になります。
私が決めた天板の寸法はパイプの定尺から極力端材が出ないように考慮した面もあります。
部材の組立
まず初めに脚部分の組立を行います。
300mmのパイプ(4本)にゴムアウターAセットを取付します。
ゴムアウターAセットは、キャップJ-49Dとゴムキャップのセットになっています。
まず、パイプにキャップJ-49Dを専用の接着剤で固定します(写真の上2本)。
その後にゴムキャップをその上にかぶせて完成です(写真の下2本)。
私の場合、滑り止めを目的として、ゴムアウターAセットを使用しましたが、もし滑りずらい床などで使用する場合は、キャップJ-49Dだけでも良いと思います。
その方がコストが安くなります。
次に、OSB合板を裏面にし、その上でパイプ、ジョイントを組立します。
4隅にジョイント(黒)J-4を置いて、パイプ1700mmと430mmを接続します。
強度を増すには、接続部を専用接着剤で接着するのが通例ですが、私は敢えて接着剤は使用しませんでした。
ジョイント(黒)J-46を均等に設置(長い方に3個づつ、短い方に1個づつ、合計8個をパイプをはさみ込む)します。
天板(OSB合板)と組立てたパイプの位置を合わせて、ジョイント(黒)J-46を、トラスタッピングネジ4×12(16個)にて天板に固定します。
電気ドライバーを使用する場合はトルクが強すぎてネジバカにならないよう、トルク調整に注意します。
最後に組立てた四隅のジョイント(J-4)に脚(4個)を差し込んで完成します。
丈夫さを求める場合は脚を差し込む際に接着剤で固定した方が確実ですが、私は収納時に脚を外し、テーブルを立て掛けて収納したいとの思いから、強度は劣りますが、脚の接着はしませんでした。
料理や飲料品を置くレベルであれば接着しなくても大丈夫ではないかと思っています。
まとめ
部材費だけで約6,000円と、あまり安いDIYではなかったですが、材料の切断が終われば、組立は容易にでき、1時間程度の作業量で完成することが可能です。
当初、下記のようなテーブル用折りたたみ脚を購入し使用することを考えましたが、天板の補強も考える必要があり、以前にエブリィの改造で使用したイレクターパイプやジョイントの存在を思い出し、それであれば、補強と脚もパイプとジョイントを組み合わせれば出来ると思い、軌道修正しました。
補強不要の分厚い天板を採用するのであれば、脚をそのまま取付すれば完成しますので、更に容易にテーブルを自作することが出来ますね♪
私はこれで完成としましたが、塗装して表面をクリアにしても味がでると思います。
さぁ~、みんなでワイワイ、楽しいひと時を過ごすための、ローテーブルを自作してみませんか?
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