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ベンチ下のバッテリー保管台車を自作

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前回まで、自宅のサンルーム用の多機能なベンチを2×4材でDIYにて自作をご紹介してきましたが、今回は関連してベンチ下に収納するバッテリーの保管台車の自作についてご紹介します。

自作したバッテリー用台車

バッテリーはウニやアワビ漁の時に使用する電動船外機(エレキモーター)の電源として、また、車中泊の際のAC電源装置として活用します。

電動船外機(エレキモーター)は24V仕様を使っているので、12Vのバッテリー(AC Delco M27MF)を直列に2個使用します。

サンルームのベンチ下にはコンセントが設置されており、ベンチの下を保管場所として有効活用するだけでなく、その場でバッテリーの充電も行うことができます。

使用する材料・部品

1. OSB合板 幅720mm×奥行360mm 1枚

OSB合板は台車のベース板になるのですが、この合板は以前に自作したサンルーム用の低床テーブルの端材を切断して有効活用しました。

(サンルーム用の低床テーブルを自作はこちら)

2. ストッパー付きキャスター 6個 (セリア)

100均ストアのキャスターといえば、耐荷重が10㎏/個程度のプラスチックの双輪キャスターが一般的で、重量物のバッテリーを乗せるには、ちょっと不安と思っていたところ、なんとセリアにあったではないですか!

耐荷重が20㎏/個のゴム製のキャスター

私の場合、バッテリー2個を乗せるために6個使用しましたが、1個のバッテリーを乗せる場合は4個のキャスターでも十分だと思います。

セリアのキャスター

3. ステンレス トラスタッピング 4×10 24個

OSB合板にキャスターを取付する際に使用するビスです。

穴加工と線引き

ベース板(OSB合板)にキャスターを取り付ける前に、バッテリーを乗せる位置を示す線引きと、長穴加工(4か所)を行いました。

線引きはベース板に2個のバッテリーを均等にバランスよく載せるための位置を示す線です。
バッテリーを端に載せてしまうとベンチ下に収納する時に、ベンチの奥の壁に設置してあるコンセントに接触して破損してしまう可能性を防止する役割もあります。

バッテリー外観サイズ300mm×180mmを線引きする予定でしたが、左側は誤って線引きしてしまい1本余計に線が入ってしまいました(笑)。

バッテリーとバッテリーの間にはバッテリー充電器を設置します。

長穴は台車をベンチ下に収納し、バッテリーを取り出す時に、長穴に手をかけて引き出しやすい様にするための穴です。
私が保有しているドリルの一番大きい径の18mmで幅60mmになるように2か所の穴を開け、その穴同志を引廻鋸というノコギリでつなげて楕円形の穴にします。

穴加工と線引き

100均の引廻鋸

 

キャスターの取付

ベース板をひっくり返し、ストッパー付きキャスター6個をベース板に取付します。

キャスターの取付

キャスター1個にトラスタッピング4×10を4個使用、合計24個のビスでキャスターを取付するので、電気ドライバーで締めた方が早いですが、合板は11mmと薄く、ネジ山が少ないのでネジバカにならないように締め付けトルクが強すぎないように注意して調整しビズ締めを行います。

バッテリーの保管

自作した保管台車にバッテリー、バッテリー充電器を乗せてみました。

自作した保管台車に載せてみた

合計重量50㎏弱ありますので、軽く動く状態ではないですが、両手を長穴にかけて少し力を入れれば台車がスムーズに動き、ベンチの下への収納が問題なくできました。

ベンチ下に保管台車を収納

使用頻度が低い期間はベンチ下で保管しますが、ウニ・アワビ漁、それぞれの漁期においてはバッテリーを持ち出し、漁が終われば持ち帰って充電の作業が頻発します。

その際には、重量物を下から持ち上げたり、下の台車に戻す作業は腰への負担が大きく、ギックリ腰になるリスクが高くなります。

そこで、漁期の間、バッテリーはベンチの座る所に保管し、腰に負担を少ない高さでの移動ができるように考えています。

(おわり)

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