愛車、軽自動車(軽バン)のエブリィ(DA17V)で車中泊する際に快適に過ごすためと、震災などの自然災害による停電時に効果的なAC100V電源の自作の4回目になります。
前回は購入したDC/ACインバーターを検証し、十分に使用できることが分かりましたので、今回はやっと、愛車、軽自動車(軽バン)のエブリィ(DA17V)へのAC100V電源装置の設置についてご紹介します。
ベッド土台の採集コンテナに収納
設置場所は、最初からベッド土台の採集コンテナの中に収納しようと決めていました。
最初に完成状態をご紹介します。
ただ置いたように見えるかもしれませんが、実は少しだけ手を加えています。
コンテナの手前(側面)にコンセントを取付していますが見えます?
今回の電源装置は、愛車、軽自動車(軽バン)のエブリィ(DA17V)で車中泊する際に活用するだけでなく、震災などの自然災害による停電時の応急電源としても活用するつもりなので、そのためには、電源装置をどこにでも持ち運べる状態にする必要があります。
そこで、ベッドの土台になっている4つの採集コンテナの1つをAC100V電源装置として、採集コンテナごと移動できるように考えました。
DC/ACインバーターの固定
まずは、DC/ACインバーターの固定です。
DC/ACインバーターは軽いので、運転時の振動や遠心力によってあばれないように固定する必要があります。
固定方法は簡単に、在庫している黒いロックタイ(250mm)を4本使い、インバーターのベースの前後の出っ張り部分をコンテナのメッシュ部(穴)を活用し、ロックタイは2本をつなぎ合わせて長くし、インバーターを側面に吊下げるような状態で固定しました。
コンテナもインバーターのベース部分もロックタイも黒いので分かりずらいと思いますが、コンテナのメッシュ部とインバーターのベース部をロックタイで包むように固定しました。
インバーターはコンテナの底部には着いておらず、浮いた状態で固定しています。
コンテナに家具用2口コンセントを取付
車中泊の際に、ベッドの土台になっているコンテナの外側で、コンセントと電気製品を接続できるように、コンテナの側面に、次の家具用2口コンセントを取り付けることにしました。
採集コンテナのメッシュでない四角のところに、次のような穴を開けます。
まず、全幅で65mmになるように、直径17mmの穴(2か所)を電気ドリルを使って開けます。
私は17mmのドリルがなかったので、保有している直径18mmの木工ドリルで開けました。
次に、穴と穴の間をノコギリで切断し、楕円形の穴にします。
家具用2口コンセントを穴に取付します。
一度取り付けるとしっかり固定され、その後の取り外しが困難になります。
さいごに、バッテリーを置き、付属の電源入力用ケーブル(赤、黒)でDC/ACインバーターとバッテリーを接続し、家具用2口コンセントのプラグをDC/ACインバーターのコンセントに差し込んで完了です。
バッテリーは重くてコンテナ内であばれる可能性が低く、コンテナからバッテリーだけを取り出して、本来のアワビ・ウニ漁の際の電動船外機(エレキモーター)の電源として使ったり、別な場所で充電することもあるので、コンテナとの固定はしないで置いておくだけにしました。
エブリィに搭載
愛車、軽自動車(軽バン)のエブリィ(DA17V)に設置してみました。
ベッドにした状態で、AC100V電源装置が収納されているコンテナは、一番前(頭側)に設置します。
前にした理由は、後のコンテナ2個の部分は、釣行後に濡れた釣り道具などを後に載せる時に、前に移動させる必要があり、そこに重い電源装置が入っていると重くて移動が大変になるからです。
AC100V電源装置の存在は、外観的に目立たないコンセントが付いている位で目立ちません。
車中泊用の荷物を収納できるコンテナが4個から3個に減りますが、現時点では3個に納まっているので問題ありません。
でも、電源装置が搭載できたことは、これから使用する電気製品も揃えていくことになりますので、車中泊のための荷物は増えることは確実で、そのうちに新たな工夫が必要になるかも知れません。
その後、採集コンテナに収納ボックス(コンテナBOX)を活用し、効果的に様々な物品を収納できるようにしましたので、ご興味ある方は、こちらをご覧ください。
次回はディープサイクバッテリーへの充電方法についてです。
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