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停電・車中泊用の100V電源

停電・車中泊に活躍する100V電源を自作(2)

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前回に引き続き、愛車、軽自動車(軽バン)のエブリィ(DA17V)で車中泊する際に快適に過ごすためと、震災などの自然災害による停電時に効果的なAC100V電源の自作についてご紹介しますが、今回は、DC/ACインバーターの選定についてです。

DC/ACインバーターはDC(直流)12VのバッテリーからAC(交流)100Vの電源に変換する機器になり、それによって、普段、家で使用しているようなAC100Vのコンセントに接続し使用している電気製品を車内に持ち込み、DC/ACインバーターのコンセントに接続し使用することで、車中泊を快適に過ごすことができます。

購入したDC/ACインバーター

DC/ACインバーターは種類と出力電圧(ワット)によって、金額が大きく違うので、使用する電気製品に応じて、最適なDC/ACインバーターを選定する必要があります。

 

DC/ACインバーター選定時の留意点

正弦波タイプと疑似正弦波タイプ

インバーターの選定において、最初に重要なことは、正弦波タイプか疑似正弦波タイプのどちらを選ぶか?です。

正弦波と疑似正弦波の違い

家庭用のAC(交流)100V電源の波形は、上図の青色のように、きれいな曲線(正弦波)になっています。

赤色が正弦波に似せた、直線的な疑似正弦波ということになります。

DC(直流)12Vのバッテリーは、直流という表現通り、波形は直線です。

従って、DC/ACインバーターは12Vの直線の波形を、100Vの曲線(交流)の波形、又はそれに近似した波形に変換することで、AC100Vの電気製品を使うことが出来るのです。

その際に、家庭用電源のように、きれいな曲線の正弦波に変換するタイプを正弦波タイプといい、基本的に直線を残しながら正弦波の形状に似せて変換するタイプを疑似正弦波タイプ(修正波と表記しているケースもあり)と呼びます。

もうお分かりだと思いますが、正弦波タイプは変換回路が複雑なので高価になり、疑似正弦波タイプは簡易回路でできるので安価なタイプになります。

車のシガーソケットを活用してAC電源を作り出す、小容量の安価なインバーターのほとんどは、疑似正弦波タイプになります。

疑似正弦波タイプのインバーターでも多くの家庭電気製品は使えますが、モーター類やマイコン搭載製品(電子レンジ、炊飯ジャー、電気毛布など)、インバーターなど位相を制御する機器などは使えない可能性があるとのこと。

従って、どのような電気製品を使うのか?使う可能性があるのか?で決めることになります。

私の場合、釣行のための車中泊だけなら疑似正弦波タイプでも良かったのですが、震災などの自然災害による停電時の応急電源としても活躍させる前提もあり、その際には使える電気製品の制約はさせたくないので正弦波タイプを選定することにしました。

疑似正弦波タイプの購入者で低評価の口コミをみると、掃除機が使えなかった、炊飯ジャーが使えなかった、パン焼き機が使えなったなど、明らかに疑似正弦波でのトラブルと思われる事象が報告されているので、疑似正弦波タイプを選定する場合は、使用する電気製品とのマッチングには十分に注意する必要があります。

使用製品から定格出力(Wワット)を決める

『大は小を兼ねる』と言われるように、DC/ACインバーターも定格出力が大きい方が良いに決まっています。

しかし、次のような理由から、簡単に定格出力が大きいタイプを選ぶことにはなりません。

  • バッテリー容量とのバランスを考慮する必要がある。(バッテリーへの負担)
  • 定格出力が大きいほど値段が上がり、サイズも大きくなる。

使用又は使用予定の電気製品の定格(消費)電力から最適な定格出力のDC/ACインバーターを選定することになります。

その際に注意することは、例えばモーターやコンプレッサー(冷蔵庫など)を使用している製品において、通常運転中は定格電力以内に納まっていますが、運転開始時には定格電力の数倍~10倍程の『突入電力』が発生する電気製品がありますので注意が必要です。

DC/ACインバーターの仕様をみると、定格出力(安定して長時間供給することができる出力値)に対し、約2倍の最大出力(短時間に限り供給できる出力値)が表記されているようなので、突入電力が大きい製品を使う可能性がある場合は、最大出力の数値も参考にして選定します。

私の場合、釣行のための車中泊だけなら、多くても100W程度と想定し、安全率を考慮して300W程度の定格出力のDC/ACインバーターでも十分だと思いますが、震災などの自然災害による停電時の応急電源としても活躍させる前提からは、定格電力600Wクラスの炊飯器の使用も考慮し定格出力1000Wの正弦波タイプのDC/ACインバーターを選定することにしました。

 

信頼性と価格の関係を考慮して選定

さて、定格出力1000Wの正弦波タイプのDC/ACインバーターの選定において一番のネックは価格です。

国産や海外の有名メーカーのインバーターを選定すると、品質・信頼性が高いがうえに値段も高額になります。

私の場合、釣行のための車中泊の頻度が現状では多いわけではなく、震災などの自然災害による停電時の応急電源としての活用にしても極めて頻度が低く、高価なインバーターを買う必要性を見出せませんでした。

そこで、楽天市場にて、海外製の無名メーカーでも構わないので、比較的購入者の口コミが高評価で安価なインバーターを選定し購入することにしたのです。

その結果、次の正弦波タイプのDC/ACインバーターを選定し注文しました。

金額については、有名メーカーであれば、定格出力300Wクラス、定格出力1000Wほしいなら疑似正弦波のモデルしか買えないような金額で、定格出力1000Wの正弦波タイプのDC/ACインバーターを購入することができます。

しかし不安があります。
不良品がこないだろうか?
直ぐに壊れないだろうか?

購入者の口コミ評価を信じ、覚悟を決め、購入することにしました。

次回は購入したDC/ACインバーターの検証編です。

(つづく)

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