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DIYにて2×4材で丈夫な棚を自作(1)

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DIY(日曜大工)にて2×4材を活用し丈夫な棚を製作しましたのでご紹介します。倉庫や作業場の広さ特徴に応じて、ピッタリサイズの棚を製作、一部の棚は棚位置を変更できるように工夫した自信作です。

漁具・釣具などの保管棚として活用しています。

釣具・漁具の保管のための丈夫な棚が必要

震災後、漁師を復活するには、船や釣具・漁具を揃えなければなりませんが、その前に作業場兼倉庫の再建が必須でした。
震災から2年経たずに住宅再建は後回しで、作業場兼倉庫の再建を果たしました。

その後、釣具・漁具を揃えていくことになりますが、それらの道具を保管する棚を作業場兼倉庫に設置する必要がありました。

そこで、作業場兼倉庫の再建後に、DIY(日曜大工)にて、釣具・漁具を保管するための丈夫な棚を自作しました。
震災2年後、今から5年前の製作でしたが、今思うと良く作ったな~って自分を褒めたい気分になります(笑)。

2×4材で丈夫な棚を自作

ホームセンターで売っている2×4材を活用し、一般的な市販棚では最大幅1800mmですが、それを超えて全幅3430mmの丈夫な棚を自作したのですが、同じような棚を自作したい方がいれば参考にして頂きたいと思い、紹介することにしました。

棚寸法はW(幅)3430mm、D(奥行)455mm、H(高さ)1832mm です。
中途半端な寸法に思うかもしれませんが、定尺材を極力そのままの寸法で活用し、W(幅)については倉庫の構造・形状に合わせて、オリジナル的な寸法に決めたからです。

(2021.01.28 追記)
正直に申しますと、DIY初心者にとっては難易度が高い棚の製作だと思っています。

例えば、室内に設置し、収納する物も衣類とか重量物ではないので、もう少し難易度が低く安価に容易に製作したい、みたいな希望がありましたら、その後、私が部屋の壁面衣類用収納棚を製作し紹介しますので、そちらも参考にし、収納内容や収納量に応じてオリジナル棚を検討し製作してみては如何でしょうか?

自作した壁面衣類収納棚

自作した壁面衣類収納棚の紹介ページはこちら

(2024.03.26 追記)
その後、多機能なベンチ(椅子)も自作しました。
こちらも、初心者の助走段階の自作品としては良いかも知れません。

自作した多機能ベンチ

自作した多機能ベンチの紹介ページはこちら

棚を自作する判断に至った理由

保管棚はスチール製など、規格品として市販されている物が沢山ある中で、なぜ、手間暇かけて自作しようと判断したのか?
それには自作だからこそ出来たメリットがあったからなんです。
その理由を明らかにします。

ピッタリサイズの棚を設置したかった

写真から分かると思うのですが、左側に窓があります。
その窓を隠してしまっては窓の機能が果たせなくなるし、その窓ギリギリまでのサイズの棚が欲しかったのです。

私の場合は、窓の関係でW(幅)を3430mmと決めましたが、写真のような2列の棚では、最大幅3754mmまで可能ですし、最大幅の場合、定尺材そのままの寸法での製作度合いが増し、一番効率よく製作できます。

実はこの棚の製作後、窓の下にも高さが低い棚を設置し、有効活用しています。

窓の下の自作棚

棚自作後の展開のページはこちら

市販のスチール棚を採用しなかった他の理由

ピッタリサイズについては妥協し、ピッタリサイズに一番近い市販のスチール棚を購入し設置する選択もあったのですが、

  • スチールラック(軽量棚)は、手頃な価格だが耐荷重が心配。乗せる物によっては棚が変形する可能性が高い。
  • スチール製中量棚、重量棚は耐荷重的には安心だが、価格が高い。
  • 海で使った釣具・漁具を保管し、海水付着状態での作業環境において、スチール棚では長期使用におけるサビが発生する可能性が高い。

海水によるサビの発生などの環境は無い、保管する物も軽量物が中心の使用目的であれば、次のようなスチールラックの組み合わせで、自作した棚寸法に近似し比較的安価で設置することができますが、どうしても私の使用目的においてスチール棚の選択には至りませんでした。

スチールラックでは不可能な可動棚を付けたかった

写真から分かると思いますが、一番上の棚(下から3番目の棚)は、あまり重量物は乗せられませんが3か所の位置に容易に棚を動かすことができるのです。
(右側は上、左側が下に取付した状態、中が各棚、均一な高さ)
可動棚は棚支柱に乗せてあるだけなので、可動棚の荷物を一旦外せば、工具などなくても棚位置を変更することが出来るのです。

特に漁具は大きさが色々あり、製作後に、様々は漁具・釣具を取り揃えていく段階で、大きさによって棚位置を容易に動かし、最適に収納できるようにしたかったのです。

スチールラック(軽量)はそのようには行きません。
棚位置は支柱の穴間隔(50mm)によって棚位置を変更することが可能ですが、棚の固定は全てネジナットで固定してしまうので、組み立て後の棚の位置変更は容易ではありません。

お金は無かったけど時間とやる気はあった

これが一番の理由だったかもしれません(笑)。

震災後、脱サラにて宿泊業を開業したばかりでした。
まだ、お客さんに周知しきれず、空室が目立っていた時期でしたので、お金はありませんでしたが、時間とやる気はあったんです。
震災前にはDIYにハマっていた時期もあり、完成させる自信もありました。

当時の材料・部品代で、約16,000円で出来ました。
(工具代などは含まれていません)

軽量物しか保管できないスチールラックより安い金額で丈夫な棚を完成することが出来たのです。

当時は、金額の比率が高い、2×4 6F(1820mm)24本使用ですが、278円/本で買える時期だったので、今、製作するともう少しお金がかかりますが、コストパフォーマンスは相変わらず高いと思います。

完成後の使用状況

完成して分かったことは、とにかく頑丈で安定感があることでした。
木材の重量があるからか、設置してみると、がたつきやユラユラ感とか一切なく、びくともしません。

スチールラック(軽量)では天板へ荷物を乗せることを禁止していますが、使用頻度の低い物など、段ボール箱に入れて天板に乗せていますが全然問題ありません。

完成後、使用してから5年経過していますが、問題なく使用しています。

5年経過した棚の活用状況

5年前の製作手順、方法などを思い出しながら、改めて紹介したいと思っています。

(つづく)

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