ヤリイカ釣りの誘い方いろいろ
今シーズンは出遅れて、初めてのヤリイカ釣りでしたが、4,5回の釣行でした。
最高に釣ったのは、釣り仲間と二人でそれぞれ40パイ、計80パイが最高記録でした♪
この時は、あまり周りでは釣れていない感じで、なぜ、私たちのフィッシングボートが釣れたのか?
いろいろ考察でき、誘いやボート操船に確証できた日でもありました。
そのノウハウをご紹介します。
まず、誘いの参考になった動画をご紹介します。
特に『おいのり』が参考になった動画です。
チャンスは1投目、1シャクリ目!
動画でも説明していますが、一番のチャンスは、ポイントに着いてからの、1投目、1シャクリ目です。
ヤリイカがそばに居れば、直ぐに反応する可能性が高いのです。
ヤリイカは比較的、底面を泳いでいる可能性が高いので。仕掛けが底に着いたら、糸ふけを取り、最初のシャクリや止めたところで、かかる可能性が高いです。
従って、1投目はとにかく集中しましょう!
ヤリイカ釣りで感じたことは、最初は上げる方向の誘いだけでかかると思っていたのですが、どちらかというと下がってくる仕掛けに反応するケースもあるということです。
したがって、1投目の底に着くタイミングで反応し、シャクリや止めたところでかかる感じがします。
10m前後までやさしく誘う
1投目、1シャクリ目で反応がなかった場合、上下にやさしく誘い、棚を少しずつ上げていき、時々、止めもいれながら、とにかくやさしく誘うことがポイントのように思えます。
海底から10m前後までやさしく誘いましょう。
土日に100艘も入り乱れていると、それぞれの釣り人がどのような誘いをしているか観察できます。
すると、やはり、ベテラン漁師さんをみると、やさしくゆっくり誘い、のせている一方、プレジャーボートでの趣味的な釣り人には、大きく素早く誘っている人もいますが、釣果はイマイチの感じでした。
ヤリイカによっては、時々、底から5m~10mのところでも反応し、かかるケースもあるので集中しましょう。
ある程度の高さまで誘い続け、反応がなかった場合、さらにもう少し巻き上げ、そこから、一気に仕掛けを底まで落とし、まるで、1投目、1シャクリ目みたいな感じで、誘いを再開します。
釣果を求めるには『おいのり』が必須
動画の『おいのり』は本当に効果がありました。
最初はかかると嬉しくなってすぐに巻き上げしていましたが、慣れてきてからは動画のように、お祈りしながら、テンションをかけながらゆっくり、ある高さまでリールを巻き上げ、『おいのり』を目指しました。
初めての釣行では、5つのイカ角仕掛けに、4ハイのせたこともありました。
とにかく、ヤリイカは群れで泳いでいるので、1パイかかれば『おいのり』する可能性が高いのです。
釣果を求めるなら『おいのり』に挑戦しましょう。
水中ライトは必要?
多くの釣り人の仕掛けも観察しましたが、結構、水中ライトを付けている人が多かったです。
最近は点灯タイプだけでなく、内臓電池(消耗品)でピカピカ点滅しアピール力を上げている水中ランプもあります。
漁師の人も使っている人もいました。
ということで、ヤリイカ釣りには水中ライトは必要か?
私はケースバイケースだと思います。
釣り仲間と80パイ釣った時、二人とも水中ライトは付けていませんでした。
それでも釣れたんです!
逆に、水中ライトを付けていないから釣れたのではないか?
とも思いました。
私が初めて釣行したときはお祭りも終盤、即ち、ヤリイカ自体がスレてきた頃だと思うのです。
となると、水中ライト自体が警戒心を与えている可能性もあるのです。
以前、カレイ釣りでも同じようなに感じたことがありました。
アピール力が逆に警戒してしまう可能性もありますので、状況に応じて使い分けした方が良いと思います。
来シーン、多分、最初のスレていない頃は水中ライト付けるところからスタートだと思います(笑)。
魚探の有効活用とポイントをしぼる操船
魚群探知機は初心者に強い味方
漁師さんには、船外機しかない小舟でヤリイカを釣っている人もいますが、ヤリイカ釣りに限らず、特に初心者には魚群探知機が強い味方になります。
魚の反応を感知するだけでなく、水深や海底の状態を把握でき、またGPS位置情報により、釣れたポイントを『ポチッ』っと記憶させておくことで、いつでも、そのポイントに着いて釣行が可能になります。
さて、実は初めてのヤリイカ釣りの時、魚探にヤリイカが反応するのかどうか分かりませんでした。
『カレイやヒラメのように反応しないのでは』との先入観が先行し、初めは釣れたポイントの記録を目的にしていたのです。
『ヤリイカは群れで回遊しているのだから、どこで釣っていてもヤリイカが来るだろう』
という考えで、最初は釣行の時、エンジンを切り、時にはシーアンカーを入れて、潮任せ、風任せにて釣りを行っていました。
それでも、魚層が濃い時は釣れたんです。
しかし、何度か釣行を繰り返していくうちに、魚探の海底付近に『ポツンとポツンポツンと』ヤリイカらしき反応を確認することが出来たのです。
この時には、毎日、何十艘もの釣り船で釣られ、魚層も薄くなり、スレ始めた感じの頃でした。
こうなるとボートの操船方法を変えたのです。
エンジンをかけたままポイントをしぼる操船
釣り仲間と二人で約80パイ釣った時、周りでの釣行はイマイチの感じでしたが、私たちは入れ食い状態、オイノリ状態が結構あったのです。
それは、とにかくヤリイカの反応があったポイントに長く居続けることでした。
『オッ!反応ある!いいよ!』 って1投目、1シャクリ目、
『のったー!ハイ、オイノリ、オイノリ♪』
そんな感じで、エンジンをかけながら、そのポイントから外れないように操船しながらの釣行だったのです。
そして、反応がなくなり釣れなくなったら、また、反応があるところに移動し、釣れたらその場所に居続ける。
その繰り返しだったのです。
ヤリイカは回遊するといっても、居心地が良いポイントを中心に回遊しているのかもしれません。
多少、燃料費は余計にかかりますが、魚探をフル活用し、ポイントをしぼった操船が釣果を伸ばします。
さぁ! 初心者でもヤリイカは釣れます!
トライしてみましょう♪
(ヤリイカ釣り おわり)
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