自宅のサンルーム用の多機能なベンチを2×4材でDIYにて自作しましたのでご紹介します。
ベンチは当然ながら座ることが出来ますが、多機能なベンチとして、様々な用途で活用できるように工夫しました。
久しぶりに2×4材を主体としたDIYです。
漁師としての活用を重視した機能
漁への出陣のための合羽用ハンガー
自宅にサンルームを設置しましたが、その目的は洗濯干しやバーベキュー等の宴会用だけでなく、実は漁に出陣する前の準備場所として活用することも考えていました。
汚れが目立つ合羽を家の中には入れたくない思いがあり、遠くにある倉庫・作業小屋での着衣は、特に冬場は寒すぎて漁に出る前に体が冷えてしまいます。
そこで自宅に隣接しているサンルームに合羽や長靴を保管しておき、その場で着衣し、サンルームから出陣できるようにしたいと思っていました。
そこで、ベンチの奥側の脚部分をそのまま延長し、天井部にハンガー機能を設置し、合羽などをかけて置くことができるようにしました。
漁が終わり、合羽が多少濡れていたとしても、このハンガーに戻し、乾かすこともできます。
ハンガー上部には棚を設置
また、ハンガーの上部には物を乗せることができる棚も設置し、長靴や漁のために装備する小物なども保管できるようにしました。
小物とは、手袋、ホッカイロ、免許証・船の書類などです。
棚に使用したOSB合板は、以前に低床テーブルを自作した際に余った合板を活用しました。
ベンチの下はバッテリー収納場所
ベンチの下は、ウニ・アワビ漁の際に使用する、電動船外機(エレキモーター)の電源となるバッテリー(車中泊の際のAC100V電源にも活用)の保管場所になります。
バッテリーを乗せているOSB合板も、以前に低床テーブルを自作した際に余った合板を活用しました。
合板の裏には6個のキャスターを取付しているので、引き出し、収納が楽にできます。
ベンチの下にはコンセントがあるので、この場所でバッテリーの充電も行うことができます。
バッテリーの重さは約23㎏と重いです。
ウニ・アワビ漁の漁期の時は、ベンチの座る所を保管場所に変更し、その位置で持ち上げるようにし、その際に腰への負担を軽減させるように考えています。
以上、私の場合は、使用頻度の低いベンチを自作する、とのイメージではなく、出漁のために必要な物の保管場所として、上中下の保管機能を設けて活用し、時々ベンチとしても使用する観点で製作しました。
公開されているDIY情報を参考にオリジナル性を追求
実は、今回の自作したベンチは、全て私が考えたのではなく、ホームセンターのコメリさんで情報公開している、『How To 情報の2×4材でつくるベンチ』を参考にオリジナル性を追求して完成しました。
1から考えるのではなく、ノウハウ情報を活用することは、迅速に間違いなく自作することができ、そこにオリジナル性を付加させることで、使い勝手の良い製品を作ることができます。
私の場合、まず、『How To 情報の2×4材でつくるベンチ』の情報をプリントアウトし、
- 私の設置場所からはこのサイズが最適だな~
- この寸法はこの寸法に変更しないと弊害になるな~
- この寸法は定尺のままにすれば収納棚になるな~
- バッテリーをどのように収納しようか?
- ハンガー機能に安い部品がないか?
- 極力、材料の歩留まりを良くし、安価なベンチを作ろう!
みたいな感じでオリジナル性を頭の中で追及し、プリントアウトした紙に寸法変更したり、追記したりしながら、暖かくなるのを待っていました(笑)。
この考えている時間が私は好きですね~。
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