宮城県の女川や石巻(牡鹿半島)の釣行前後に車中泊したい場合のおすすめスポットをご紹介します。
そのスポットは『道の駅 おながわ』です。
おすすめポイント
女川や石巻(牡鹿半島)の釣行前後に車中泊したい際に『道の駅 おながわ』をおすすめするポイントは、
- 平坦な駐車場で24時間使用可能なトイレがある。
- 大型トラックのアイドリング等の騒音の心配が少ない。
- すぐ近くに日帰り温泉施設がある。
- 商業・観光施設の道の駅なので店内での飲食が可能。
- 震災の復旧・復興の経緯を確認することができる。
女川は震災後、復旧・復興が終わり、震災前と大きく変わりました。
その一つが、女川駅前に商業・観光施設などを集めた、コンパクトな市街地形成の整備です。
『道の駅 おながわ』は最初から道の駅として施設を整備したのではなく、既存施設の「シーパルピア女川」「地元市場ハマテラス」「女川町まちなか交流館」「女川町たびの情報館ぷらっと」の4施設を1つのエリアとして後から道の駅の認定を受けたものであり、この種の道の駅は全国でも珍しいそうです。
それでは、おすすめポイントを詳しく説明します。
平坦な駐車場で24時間使用可能なトイレ
道の駅ですから、当然ながら駐車場は平坦で車中泊には問題ありません。
そして、24時間使用可能なトイレもありますが、前述したように、4施設を1つのエリアとして道の駅となっており、駐車場及びトイレが点在しており、初めて行くと、どこに駐車して車中泊するか悩みます。
おすすめは、「地元市場ハマテラス」の駐車場(施設の東側)です。
普通車50台、バス2台という小規模な駐車場ですが、ハマテラス内に24時間利用可能なトイレや情報コーナーがあります。
大型トラックのアイドリング等の騒音の心配が少ない
小規模な駐車場で、商業・観光施設という観点の道の駅につき、大型トラックが駐車できる状況ではないので、夜間の大型トラックのアイドリングによる騒音の心配はありません。
但し、道路に接している駐車場なので車の走行音はあります。
この駐車場に『TOYOTAシェアカー』専用の駐車場がありますが、その近くがトイレに近いのでおすすめです。
すぐ近くに日帰り温泉施設がある
車中泊する際には温泉(お風呂)に入れるかどうかは大きな選定基準になると思います。
『道の駅 おながわ』の車中泊用駐車場から、歩いて数分の所に、JR女川駅があり、その駅舎の一部が『女川温泉 ゆぽっぽ』になっていますので、釣行前後のリフレッシュとして車中泊しながら温泉に入ることができます。
料金は大人500円(2024年5月現在)と手頃な料金で、広々とした休憩所や仮眠用ベッドなども設置されており、また売店もあるので軽い飲食も可能です。
お風呂は駅舎の2階にあり、残念ながらサウナや露天風呂はありませんが、大浴場でゆったりできます。
商業・観光施設の道の駅なので店内での飲食が可能
『居酒屋で飲んで車中泊♪』
これも大きなおすすめポイントです。
温泉に浸り、風呂あがりに商業・観光施設内の飲食店や居酒屋で飲んで食べて、ほろ酔い気分で車中泊が可能なんですよね~。
近くにコンビニや物販店などもありますので、買い込んで車内でゆっくり飲食することも可能で、釣行前や釣行後の釣果など、その状況や感情に応じて選択することが可能です(笑)。
震災の復旧・復興の経緯確認
4つの施設の中に「女川町まちなか交流館」があります。
この施設内には、復興状況を説明するパネルや模型が並んでおり、女川町の復旧・復興の考え方や経緯を確認することができます。
これらの復興の中心となるのは若者世代であり、町の復興は責任世代となる30代、40代の若者に託し、還暦以上は口を出さないという方針や、まちと海の眺望を遮る巨大防潮堤を造らなかったことなど、特徴ある復旧・復興を成し遂げています。
さいごに
このページは、私が実際に現地で確認した情報を記載しております。
またオススメ度合いは、あくまで私の判断で紹介していますので車中泊スポットを決める際にご参考程度に読んでいただけばと思います。
またその後に車中泊禁止の看板が掲載される可能性もあります。その場合は速やかに車中泊を中止し、車中泊を控えていただきますようお願いします。
道の駅等の公共駐車場にて長期滞在やキャンプ行為などはせずマナーを守りましょう。
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